Miwako's EYE
Congratulations!
Mちゃんが英検1級合格しました!
(実際の合格は1次が昨年の10月で、2次が今年の6月でした)
ーなぜ英検1級を目指したの?
小さい時から英検をやっていて、小学校で2級を取りました。
中学受験があってその後中学では何もやっていなかったのですが、
中3になってやっぱり準1級も受けとこうかとなり、
その時の学校の英語の先生が準1に気合を入れすぎないために
準1と1級をダブル受験してみたらと言われました。
全然対策もできてない時に1級を受けてみたのです。
その時にあと108点取れれば合格できていたというのがわかって1級はやる価値があると思いました。
ーー本命の級と一つ上の級をダブル受験すると、次の展望が見えたってことですね。英検1級の勉強で特にハードだったのはどのパートでしたか?
リーディングのボキャブラリー。
ーーそのパートは誰でも本当に苦労するところですよね。それを克服するためにはどんなことをしましたか?
準1級受けた時もすごく単語に困って、当時は日本語に訳した方が難しかった単語が多かったんです。
とにかく、準1の時はパス単を吸収したから受かったので、1級もひたすらやり続けようと思って、
そのうちパス単の出る順のA、 Bは完璧になってきました。
それでも本番を受けると半分は見たことのない単語が出てくるので、やっぱりこれはCまで、最後までやり続けたら
ある程度語幹と語尾の関係などのつながりが見えてくるかなと思いました。
パス単を全部やって覚えたら、単語のパートは6~7割は取れるようになってきました。
それで、勝機が見えてきたという感じです。
ーー単語を覚えるのは、毎日時間を決めてやるとかいう感じでやりましたか?
毎日だいたい50個づつ単語を覚えていって、前の日の50個を次に日の分をやる前に復習して、
パス単の左側の言葉と意味を見た後に、復習は右側の例文を隠してちゃんと単語を埋めたりできるのかなという感じでやっていました。
ーーすごいね!それでは、毎日学校の行事もあり、宿題もあり、定期テストも間に入ってき、世界遺産検定なども合格しそんな中でそれをひたすらやっていたんですね。
1級に受かったのが、高3のちょうど受験期で、時間がなくてやめようかと思いましたが、受験前に受けれるのが最後だからとよけいに最後は追い込みをかけてやりました。
点数が伸びなかったのがライティングで、その直前の英検は2点足らずで落ちたのでその辺が悔しくて···リスニングは安定して8割とかは点数が取れていました。
ライティングが点数にムラがあったのですが、エスタミネーの先生が助けてくださって、フォーマットとかを覚えて1冊やり込んだら実際に書きやすくなり、ライティングの点数が伸びて、結局はライティングが一番点数が良かったという結果になりました。
ーーライティングはフォーマットを覚え込むということですよね?ネイティブスピーカーではない私たちが高度な英語を使えるし、あとはそのフォーマットを使って問題をはめていけばいいので、それでライティングのムラがなくなったということですよね。簡単には1級は取れないし、本当に学校のことで追われているのでその間にそういうことをやったということですよね。
ーこれから1級を目指す人に何か伝えたいアドバイスやメッセージはありますか?
単語ができたら1級は勝機が出てくると思うので、単語とか長文はその時のお題によって左右されないから、1か所、たとえば私だったらリスニングとか点数が変動が起きず確実に取れるというのがあると自分的に心強いと思います。
それから、あとはもうがむしゃらにやり続けるということ。
私は、ちょうどライティングのレッスンをとっていた頃がコロナのワクチンを打つ頃でとても大変で、それが自分でも印象に残っています。
それくらい自分はやり尽くしたという最後は自信がつきました。だから1次は突破できたかなと思います。やはり量がものを言うというのは一緒なので、それに加えて単語などを勉強する時間が必要です。
「甘えちゃいけない」というのが一番強いと思います。
ーそれに加えてエスタミネー英語教室の毎日ある「20分ニュースヘッドライン」のオンラインレッスンに参加していたいたんですよね?コミットメントというか、自分でやらなければいけないことを全部こなしていったんだよね。That is amazing!
3歳ぐらいから16年間英語をやっていて、お世話になった英検との終わりがこんなにあっけないんだという気持ち。
ーそうですよね。受かってしまったら。
自分の中では、2次試験があっという間だった。
ー2次試験の成績は?
2次試験は4技能でみられ、ショートスピーチが10点中9点、その次の質疑応答、インターアクションが10点中9点、ボキャブラリーと発音が10点中8点づつもらえて、合計が85%もらえた。
ーすごいね!
インターアクション、というかショートスピーチが私は苦手だったから、どんなお題が出ても良いようにデータなどは徹底的に調べ尽くしました。
またお題の中に「科学研究には公費で賄うか、私費で賄うかというのがあって、科学というのは抽象的だから、科学の中の2つを具体例で挙げればスピーチになる。論点も二つある。
その中で今までやってきた中で使えそうなものは何だろうと思って遺伝子研究と宇宙探査をやったらピッタリ1分59秒でできました。さらに自分の好きなテーマだから質疑応答もされやすい。
自分のグラウンドに持ち込んだら楽だし、全く間をおかずに喋り続けたから点数がもらえたのかなという感じです。
ー自分の土俵に相手を持ってくるということですね。それも、備えあれば憂いなしじゃないけど、Mちゃんの英検ノートを見せてもらった時に準備がすごいなと思いました。ポイントがきちんと整理されていて、いろんな分野の時の話題が網羅されてありましたね。
だから、最後は総合力ですね。その総合力を試験官の人たちにうまく披露できたということ。
どこから突かれてもそれだけのパフォーマンスができた。2次対策たくさん練習しましたが、1分考えて、ノートを取ることもできず1分59秒でその二つのポイントを盛り込んでで話すことができたというのはあっぱれですね。I’m so proud of you! 本当にグローバルな舞台に堂々と立つドクターになってほしいですね。
ー英語がMちゃんに与えてくれたものとは何でしょう?
英語は私にいろんなものを与えてくれたと思う。
一つに絞れないけど、大きく二つあげるとしたら、英語という存在があるから私の今までとこれからがある。
もう一つは、小さい時からずっとお母さんの膝に乗ってノートを取ってやってきたということがあるので、今でも反抗期が来た時も母親に対しては反抗できない。母がいなかったら今の私はないという思いがあります。
英語があるからありがたい。
ーエスタミネーでもいろんな親御さんを見るけど、本当にお母さんの思いがMちゃんをずっとサポートしてくるのを見てきました。人生ってチームワークだけど、家族の愛情や思いの力って本当に大きいよね。Not just you are an above average person, but you are an excellent person. Whenever I see you, you are practicing being excellent every day. That is the amazing thing about you.
それだけの知識を持って、Mちゃんはストップすることはないと思うので、ずっとexcellenceをさらに磨いて次の目標に向かっていくと思います。
アカデミックなものに真剣に取り組むだけではなく、アートや音楽や剣道、旅行などにも関心があって、さらに大学では癌になっている学生をサポートするというサークルにも入っていて本当に彼女を通して若い人の可能性の無限を感じます。
やろうと思ったことにいろんなハードルがあるけど、とにかく屈せずに目標達成までギブアップせずやり抜くということが大事ですね。Mちゃん、thank you very much and I am looking forward to the next interview with you!
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Success is not final.
Failure is not fatal.
It is the courage to continue
that counts.