Congratulations!
小学校の時から通ってくれ社会人としてエスタミネーに復活したAちゃんが、新たな夢を見つけ東京歯科大学の歯学部に合格が決まりました。
彼女のキラキラした目を見るのは本当に気持ちがいいです。
ふんわりした性格ですが、やる時はがっつり集中して頑張り結果を出してきました。
すでに薬剤師という医療のプロなのに、どうして今歯科医になろうと思ったのでしょう?
「去年1年間実家の歯科クリニックで働いて、父の姿を見て一緒に働きたいなと思いました。
父親と海外の矯正歯科のアライナーの学会に参加したときに、
父親も他の参加している歯科医たちも本当に楽しく仕事をしているのを見ました。
父親は今62歳だけど、プロとして同じ志を持って語り合う友がいるというのは
すごくいいなぁと思い本当に羨ましいと思いました。
お互い尊敬し合って働いている姿を見て私もその中に入りたいと思いました。
自分が薬剤師ということもあって、入り口の敷居もそこまで高いというわけでもなかったので、
決断するのは早かったです」
入学試験はどんな感じでしたか?
「社会人編入試験で2年生に入ることになります。他の大学に通っている人も、ある程度の単位を取っていたら
編入試験を受ける資格があります。以前薬学部にいた時にある程度必要単位を取っているので、2年生に入ることができます。
試験自体は、英語、数学、物理、化学、生物で全部で5教科ありました」
英語はどんな問題でした?
「あまり覚えていませんが、目に関する長文で、子供たちが最近インターネットなどを見て、視力が下がっているという話で
した。5教科全部を1時間半ぐらいでやるというもので、どんどん解いていかなければなりませんでした。
受験生は8人いて、試験の後に面接がありました。
面接で聞かれたのは、どうしてこの大学なのかと、今まで薬学部でどういうことを学んだかということ。
また、前の仕事が特殊な薬品卸で、そこでの経験は薬剤師でない営業の人などに薬品のことを教えるという貴重な経験を得ることできたことを話しました。
また東京歯科大を選んだ理由は、歴史が長く国家試験の合格率が高いということです。面接官は二人で一人づつ質問しました」
東京歯科大を受験すると決めて3ヶ月で合格に至ったわけですが、人生の先輩として後輩に何かメッセージはありますか?
「あきらめなければ何でもできる。私もそうでしたが、もし今熱中するものがなくても全く予期せずに自分が感動することに
急に出会ったりすることがあって、それが次の道しるべになることがあります。その思いを大切にして目標達成まであきらめ
ないで取り組んでみて欲しいです」
あきらめなければ何でもできるーーあきらめないで頑張った本人からのメッセージは心に響きますね。
当面の目標はもちろん5年後の国家試験ですが、将来的にカナダへの留学などもできたらと思っているそうです。小さい時から
知っているので、Aちゃんの成長ぶりを嬉しく思いますし、親御さんは誇らしく本当に喜びでいっぱいだと思います。
”There is nothing impossible to they who will try.”
— Alexander the Great