土曜日はエスタミネー英語教室恒例のkidsハロウイーンパーティでした。例年に比べて学校行事やスポーツの試合と重なり参加者は若干少なめでしたが、ここ数年で一番の盛り上がりとなりました。
Aチームは驚異の速さでピクショナリーを制覇!ちびっ子たちもみんなジェスチャーもうまかったね。
本物のかぼちゃを使ったゴーストボウリングも超うけました〜!形がまん丸じゃないのでどこに転がっていくかわからない〜。
このお部屋が一番みんながヒートアップ!大きい子も小さい子も体を乗り出して全力を出しました。
この部屋も結構盛り上がったね。誰が一番たくさんカードをとったかな?
今年のクッキングはパンプキンどら焼き。Lucの手作りのどら焼きに、手作りのパンプキンクリームを自分ではさんで血(ラズベリーソース)と泥(オレオクッキー)でトッピング。「超美味し〜い!」の声があちこちから。
本当にみんなよく笑った1日でした。楽しいプランをしっかり準備してくれたスタッフに大感謝です!Thank you very much everyone for coming to the party and thank you very much for all the staff members at Estaminet English Schools:)
先週のあるクラスで高校生が、”What is the difference between ‘these days’ and ‘recently’?” 時制を間違えて1点引かれたととても悔しい様子。この子が素晴らしいのは、この小さな間違いの根本をしっかり理解したいという姿勢。
学校で習う日本語訳はどちらも「最近」という意味です。なので、「最近本を買いました」とあれば、
1) I bought a book these days.
2) I bought a book recently.
と多くの人が英訳するでしょう。
ところが、1)は間違いです。’these days’ は「昔は違ったが、今はこうだ」のような意味合いなので、現在形を使います。英英辞書の定義は、used to talk about the present, especially when you are comparing it with the past(現在に関して話すときに使用される。特に過去と比べる際に)とあります。
I take a bus to school these days. (I used to take a train)
今はバスで学校に通っています。(以前は電車だった)
比べてrecently はつい最近起こった過去の出来事のことを言う時に使う表現です。英英辞書の定義は、not long agoです。ですから、2)は「つい最近本を買った」ということなので過去形を使います。
さらにrecently は近い過去のある時点から現在に至る「このところ」のような事象の表現にも使えます。
We haven’t posted on Facebook recently. (このところフェイスブックに記事を書いていない)
過去のある時点から今に至る時制表現は「現在完了形」なので、recently は完了形も大丈夫です。
さらにrecentlyは副詞なので、形容詞を修飾するのにも使えます。
a recently published book (最近出版された本)
さらにlatelyと言う言葉も日本語では「最近」と言う意味で使われます。英英辞書の定義はrecently, in the recent past なのでこれも過去の事象を表現する時に使いますが、基本完了形を使います。
I haven’t seen Taro recently.(最近太郎を見てない)
*** まとめ ***
「最近」と言う日本語表現を表す these days, recently, lately の時制
these days = 現在形
recently = 過去形、現在完了形
lately = 現在完了形
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今日しっかり頭に入れておきましょう。そして、早速今から毎日時制をしっかり意識してこの表現を使ってみましょう:)
p.s. 写真はLuc自家製のパンに冷蔵庫の残り野菜、オニオンの酢漬けと彼が出汁をとった昆布と煮干しを佃煮にしてみじん切りにしたものを振りかけたもの。シンプルでおいしい!
英検2級・準1級受験後のアンケートが集まり出しましたが、今日までの集まった分をみてみるとみんなの苦労したところがわかります。
まずリスニングに関しては、ほとんどの人が第1問、次に第3問(準1級のみ)が一番わかりやすかったと言っています。ここは次回受験される方は高得点をマークできるところです。第2問は若い受験生には馴染みがない金融の話だったり宇宙の話だったり人類学の話だったり、多岐の分野から出題されるので、しっかりと1日1問聴くという習慣を作りましょう。
ライティングに関しては、「質問文はわかりやすいテーマだったか」という質問に回答はまちまちで、人によって取り掛かりやすいテーマとそうでないものがあるというのがわかりました。当然と言えば当然ですが、やはり日頃から世の中の出来事に関心を持ち自分はそれに対してどう思うのかという思考トレーニングをし、その考えをしっかりしたフォーマットでアウトプットするトレーニングが重要だと感じました。
自分の考えを直接日本語訳にするとネイティブが言う表現とずれることが多々あるので、同じようなことをネイティブが使う表現でどう言うのか、ということを確認するためにも英語のインプットが非常に大事です。毎日英語ニュースを真剣に聞いたり精読する時間を最低10〜30分は取って、使える表現を抜き出しておきましょう。それをQuizletなどの単語帳に入れて整理保存し、バスや電車を待っているときや銀行の順番待ちの数分のスキマ時間に反復練習をすると効果的です。
そしてリーディングですが、ほとんどの人が単語問題が大変だったと回答。単語問題は比重が多く誰もが苦労するところですが、とにかく早くから単語対策をするに限ります。現役の中高生であれば、高1までに6,000~10,000語を目標にするとその後の英語人生がず〜っと楽になります。というのも、そのあとは本当に自分が必要とする英文読解だったり、エッセイライティング、リスニングに時間を使うことができるからです。また英検を受験しない人でも、学校では読解、文法などはしっかりやりますので、英語学習は最終的には自分でやる単語力が勝負になってきます。したがって、英語力をしっかり身につけたい人は、1日の習慣に単語練習を組み込みましょう。
長文対策に関するみんなからのアドバイスは、
・長文を早く読むように練習する
・毎日コツコツ努力し決してサボらないこと
・目標を設定しておいてそれを守って解くようにする
・過去問をたくさん解いて出題形式に慣れる
・文構造の理解
・単語はいつまでにどれくらい覚えるか予定表を作っておく
・医療や化学など自分に未知の分野も出てくるのでいろんな分野に好奇心を持ってニュースを聞く
などなど、役に立ちそうですね!
受験初回で合格した人もいますが、複数回受験する人も多数います。生徒さんたちを見ていつも思うのは、諦めずとにかく挑戦し続ける人はいづれ必ず合格するということです。七転び八起きの精神が生きてきます。ですから、今回不合格だった人も、目標を立てしっかり予定表を作って淡々と取り組んでいくと必ず合格します。
いつも大事なことは、not who you are, but who you become です。
次回受験する方のお役に立てれば嬉しいです!
今回の英検の結果。本当に嬉し〜い!英検準1級や2級の受験者全員合格です!!大人が一人、そしてあとは全員高校生です。準1級の合格者が一度に5人というのは実に誇らしい。2級も8人合格!みんな本当に集中しましたね。そしてもちろん中学生の準2級や3級の合格者もいました!
英検の上の級に合格するには、まず単語です。
リーディング問題のなんと半分以上が単語問題です。これをしっかり理解し取り組むと絶対に合格します。単語がわかれば読解、リスニングも難なくクリアできます。ライティングは実は準1級レベルでも内容はそれほど難しいわけではありませんし求められる語数もそれほどではありません。問題パターンに慣れ、書くことが楽しい!と思うくらい慣れるとかなり高得点を狙えます。
さて、読解・ライティングをクリアしたら次に来るのはスピーキング、つまり英語面接です。これには超得意な子もいれば、本当に苦手という子もいます。質問にはオリジナルのいい内容で答えられるんですが、答えが出るまでにちょっと時間がかかる人が今回も何人かいました。でも事前に面接の全行程を理解し、どういう問題が聞かれそうかを想定し、音楽の発表会やスポーツの大会の直前のように、何度も何度も練習問題をやることで自信を持って試験会場に臨ことができました。
英語のことわざで Victory loves preparation. というのがあります。
つまり「備える者(練習した者)が勝つ」
人生の様々な局面で、この努力がいろんな形で発揮されることでしょう。Congratulations eveyone!
<写真はAstronomy Photographer of the Year 2020天体写真 のAurorae category(オーロラ部門)の受賞作品 ドイツのNicholas RoemmeltさんのThe Green Ladyーノルウエーのオーロラです>