2014年5月12日
今回の大阪行きのハイライトはこれ。
もとアメリカGoogleの副社長で日本 Googleの社長だった
村上憲郎氏とナレッジキャピタルの野村卓也氏のトーク。
いや〜なかなか面白かったです!!
現在はGoogleを退いていらっしゃって
ご出身の大分県のエネルギー関連の仕事や
若手の起業サポート。
さらに英語教育に関わっており
大分県の高校生とHarvardの学生との英語合宿をやったりしているそう。
村上氏曰く、
「これからは英語ができないとサルと同じ」だそうです!
英語勉強法の本も執筆なさっています。
彼は最初の10年は日立に、その後30年は外資系で、
外資系に長くいた理由は「居心地がよかったから」
みんな Googleというと
すてきなダイニングルームがあって食事は全て無料。
デスクまわりも自分流に好きに飾っていい。
金曜の夜はパーティ。
などと何か他の会社にない素敵なものを感じるが実際は?
という質問に、
「快適に居心地の良い空間にする必要がある。
コインランドリーからジム、医者・看護婦までいる。
それは全て年俸制で働いている彼らには残業代が出ないから
3食昼寝付きでいいものを創造してもらいたいから」
外資の中でもGoogle が優れているところは?
「Mission Statement がシンプルでわかりやすい」
Googleテイストは?
「分かる人にだけ分かればいいよ」
ビッグデータの行方は?
「統計処理をして傾向性を見つける(1.0)
HaLoop(時間短縮の情報処理) (1.5)
Artificial Intelligence (人工知能機能)(2.0) 」
「これからの産業は Online to Offline (O2O)
サイバーの人がリアルワールド(手触り感があるもの)に進出する。」
「Mobile → Wearable → Implantable → Cyborg / Android
2028年のパラリンピックの記録は健常者を上回るだろう。」
「『日本はダメ』とよく聞くがそんなことはない。
蓄積した技術層の厚さは素晴らしい。
本気でやる人がどれだけ出てくるか、が問題」
「若い人を育てるために、
50歳以上の人は若い人がやりたいと言ったらやらせてあげて」
まだまだいろいろといいメッセージがありました。
トークのあとはまず日本酒で乾杯。
サッカーの中田英寿さんが全国をまわって見つけた銘酒のひとつ
三重県鈴鹿の清水青三郎商店の作(ざく)。
私は全くの下戸ですが、今日は運転しなくていいし乾杯のために
グラスを傾けると
な、なんと!私も飲めるフルーティなスムースなお味。
久しぶりの日本酒でした。
ディナーもおいしかったです。
トークの後も次から次に
村上氏のところにみなさんお話をしに行ってました。
Communicator の鹿内さん。
一度しか会ったことないのに月に一度しか来ない私を
覚えてくれていました!
このナレッジサロンの方はみなさん私のことを覚えてくれていて
本当にうれしいです。
このサロンはたくさんのイベントをしているんですが、
私が行ける日・月曜はほとんどイベントにあたったことが
ありませんでしたが、今回はラッキーでした。
いろんな人からInspirationをいただき
次のステップに生かしたいですね。
村上さんのメッセージの中にこんなのがありました。
「どうせ死ぬんよ(ポジティブな意味で)。
死ぬときに
波瀾万丈がいいか、
お母さんの言う通りに何事もない人生を歩むのか、
どちらがいいのか?」
Well, what do you think?