アメリカの大学では今卒業式のシーズン。大学の卒業授与式のスピーチはそのスピーカーの真髄が垣間見れて毎年おもしろい。
NPR Newsよりのピック。(https://www.npr.org/2018/05/25/614518550/from-oprah-to-rex-tillerson-commencement-speeches-for-the-class-of-2018)
PRESIDENT DONALD TRUMP: We know the truth. We will speak the truth. And we will defend that truth. America is the greatest fighting force for peace, justice and freedom in the history of the world.
トランプ大統領 ・海軍兵学校で:我々は真実を知っている。我々は真実を語る。さらに我々は真実を守る。アメリカは世界の歴史の中で平和、正義、自由に対しての最大の戦闘部隊である。
REX TILLERSON: The responsibility of every American citizen to each other is to preserve and protect our freedom by recognizing what truth is and is not, what a fact is and is not, and begin by holding ourselves accountable to truthfulness and demand our pursuit of America’s future be fact-based.
レックス・ティラーソン(前国務大臣、トランプ大統領にツイッターでクビになった。トランプ大統領へのメッセージを込めて)/バージニア・ミリタリー・インスティチュートで:アメリカ国民一人一人のお互いへの責任は、何が真実でそうではないか、何が事実で事実ではないかを認識し我々の自由を維持し守ることであり、真実性へ自らが責任を持ち、アメリカの未来が真実に基づいたものであることを求めることである。
HILLARY CLINTON: Look for the good wherever we can, celebrate heroes, encourage children, find ways to disagree respectfully. We need to be ready to lose some fights because we will. As John McCain recently reminded us, no just cause is futile even if it’s lost. What matters is to keep going. No matter what, keep going.
ヒラリー・クリントン(前国務長官、2016年の大統領選でトランプに敗れる)/イェール大学で:どこにいてもできる限り良いものを探しなさい。ヒーローを称えなさい。子供達を励ましなさい。意見が合わないときは相手を尊重してそれを伝える方法を探しなさい。ときには戦いに負けることがあるという心の準備もしておく必要があります。というのはそういうことはあるからです。John McCainが最近私たちに思い起こさせてくれたように、たとえ負けたとしても役に立たない正当な理由などないのです。大事なことは進み続けること。どうであれ、進み続けてください。
OPRAH WINFREY: Eat a good breakfast. It really pays off. Pay your bills on time. Recycle. Make your bed. Aim high. Say thank you to people and actually really mean it. Ask for help when you need it. And put your phone away at the dinner table.
オプラー・ウインフリー(トークショーホスト、女優、人権活動家)/ 南カリフォルニア大学で:いい朝食を食べなさい。本当にいい結果をもたらします。請求書は期限内に支払いましょう。リサイクルしましょう。ベッドはきちんと整えましょう。目標を高く持ち、「ありがとう」と本当に感謝の意を込めて言いましょう。手助けが必要なときは求めましょう。そして、晩御飯のときは電話はテーブルの上に置かないこと。
ABBY WAMBACH: Our landscape is overrun with archaic ways of thinking about women, about people of color, about the other, about the rich and the poor, about the powerful and the powerless. And these ways of thinking are destroying us. We are the ones we’ve been waiting for. We will not Little Red Riding Hood our way through life. We will unite our pack, storm the valley together and change the whole bloody system.
アビー・ワンバック(元サッカー選手、金メダル2個)バーナード大学で:私たちの日常の景色が、女性に関して、有色人種に対して、富める人や貧しい人に関して、力がある者と無き者に対して古臭い方法で侵略されています。そしてそのような考え方がわれわれをずたずたにしています。我々が待ち望んでいたのが我々なのです。私たちは我々の人生を赤ずきんちゃんしないんです。我々は群れをなし、谷を共に突進してこのひどいシステム全体を変えるのです。
CHADWICK BOSEMAN: I don’t know what your future is. But if you are willing to take the harder way, the more complicated one, the one with more failures at first than successes, the one that has ultimately proven to have more meaning, more victory, more glory, then you will not regret it.
チャドウイック・ボーズマン(俳優)/ ハワード大学で:私はあなたの将来がどうなるかはわかりません。しかし厳しい道、より複雑な道、うまくいくというよりは最初は多くの失敗がある道、最終的にはより意味深く、より勝利や栄光がある道を進んで行こうとすれば、あなたは後悔することはないでしょう。
Miwako's EYE
今日は「長崎学」のクラスを英語で、と頼まれ、初めて長崎商業高校に行きました。
広々とした緑多いキャンパス。生後たちはみんなリラックスしていて楽しそうにすれ違う私に「こんにちは!」と声をかけてくれる。事務室の方も職員室の先生方もとってもフレンドリー。離れていても良い香りが漂う美味しい新茶で迎えられとても居心地がいい空間でした。
担当の先生から頼まれたのが、「本校の前身である英語伝習所開設160周年を契機として、長崎の歴史的価値・潜在的魅力・可能性豊かな未来を英語を用いて発信していく力を育む。郷土について探り、創造力を培う過程で郷土を愛する心を育てる。」
すばらしいなぁ〜♬
今日のクラスは、まず世界を見てもらうことから始めました。英語を話すことは世界に目を向けること。それから、世界の3つの町や国のPRのビデオを、「長崎だったらどのように私は演出するか?」という観点で見てもらいました。サウジアラビアのビデオにはみなさん関心が高かったようです。
さて、それから視点を長崎に移し、長崎の旧所名跡や食文化、長崎出身の著名人などいろんなことを再確認し、自分たちの取り組みたいテーマを絞り込んで行きました。
ということで10月まで担当することになりました。最後はそれぞれのグループでそれぞれ選んだテーマを英語でプレゼンをします。
高校生って本当にすばらしい可能性を秘めているとあらためて感じた一日でした。これからこのプロジェクトを積み上げていくには苦労もたくさんあると思いますが、楽しくいきたいと思います♬
Miwako's EYE
Well, I’ve had many medical professionals, such as doctors, nurses, physiotherapists, clinical psychologists, and pharmacists. I ‘ve taught English conversation, intensive listening, or reading.
Since I worked at a company selling medical instruments and I had to deal with lots of hospitals(mainly OR, surgery and the purchasing department) and doctors with private practices in Los Angeles, I was sort of familiar with some aspects of the medical terminology.
However, here is a new challenge- terminology associated with medical technologists which deals with lots of chemical and medical examination/testing terminology. I even don’t know a lot of those procedures in Japanese. Nonetheless I am totally enjoying my new learning. Although some of the words are totally new to me, the basic English structures are rather simple. Since students in this field are quite enthusiastic in learning, it is a joy to teach them.
今までにいろんな医療プロフェッショナルの方々をレッスンをしてきましたー医師、看護師、理学療法士、臨床心理士、薬剤師などなど。内容は会話、リスニング、リーディングなどが主でした。
ロスアンジェルスでは医療機器の会社に勤めており、UCLAメディカルセンター、シーダーサイナイ病院など大小の病院、個人クリニックなどが顧客でしたので、病院のORや外科、購買部とは毎日膨大なコミュニケーションをしていました。そのため少しは医療用語にもなじみがありました。
しかし今回は臨床検査系の読解を教えています。英語自体は非常に簡単な構文なんですが、何しろ超化学系でいろんな検査法などの言葉が次から次で日本語でもなじみがないものがたくさん。準備は大変ですが、新しい学びは楽しい!この分野の方はみなさん毎回真剣に取り組まれているのでレッスンはとってもスムーズで、みなさんの「わかった!」の瞬間の笑顔がたまらなく嬉しいです♬
Miwako's EYE
今年の2月からエスタミネー英語教室のチームに加わったStephen。彼が来たことで、ぐっと教養度が高まった感じ。大学院では古代言語専攻で、エジプトの象形文字も読むことができます!!それに古代ラテン語とギリシャ語も話すことができるんだって。お互いいつも忙しくってゆっくり言語について語る時間がまだないんですが、一度ゆっくり話したいな。
Stephen joined our team in February this year. He majored in the ancient languages in his masters course and is able to read hierograph and ancient Latin and Greek!! Since we’ve been so busy, we haven’t had a chance to sit down and talk about languages. Hope I can learn a lot from him soon.
それに彼はギターも弾けるらしい。日本語も流暢。ロンドンの日本大使館に以前は勤めていたんだそうです。おだやかで知識豊富。近いうちに彼とおもしろいワークショップ開きたいと思っています。
Amazingly, he is also one of many talents along with Leigh and Yulia. He can play the guitar and can speak Japanese fluently. He used to work at the Japanese Embassy in London. I am thinking of having some special workshop with him in summer for our students.
今回のバースデーには前回の奈美ちゃんのときにギターを奏でたLeighがStephenに詩を書いてくれました。Asukaちゃんが朗読してくれたんですが、これは即興で書いたのを読んだもの。クリックして聞いてみてね!
Leigh, who played the guitar on Nami’s birthday, wrote an ode to Stephen. Asuka read for him today as Leigh was in our Sumiyoshi school. `Please click the link and listen to Leigh’s reading. Please click below and listen to him.
Leighは本当にすごいです!おもしろいし:)
そしてさらにエスタミネーの素晴らしいアーティスト、Yuliaがまた美しいカードを作ってくれました。
And again, Yulia’s amazing card!
いろんな才能に恵まれている先生がたくさんいて嬉しい限りです。
I feel so grateful that we have so many gentle and talented people at Estaminet.
Thank you everyone for making this occasion a special moment, and happy birthday Stephen!!
いつもの大阪のグランフロントの私の拠点で仕事をしていると、コミュニケーターのかたが、「こんにちは!」と声をかけてくれました。私の座っている席のうしろで、今日は「よりみちサロン」があって、なんと本日のトピックは「お風呂」
すでに席に座っている方がひなびた温泉に行くのが大好きという方。私も温泉好きだけど、最近行っていないなぁ〜。彼は和歌山の白浜から車で2時間ぐらいの奈良の南あたりにあるひなびた温泉、湯の峰温泉というところに最近行ったそうです。温度がとても高い温泉ですが、とってもよかったそうです。彼はひなびた温泉たくさん知っているそうです。今度いろいろと関西のひなびた温泉の情報を聞いてみよう。
この会の案内役のカオルさんが京都の方で、「実は京都は大学が多くてお風呂がたくさんあるんです」と教えてくれました。
これは京都市にあるお風呂ですごい数です!いろいろ穴場など教えてもらいました。その中にあったのが創業大正12年の登録有形文化財の船岡温泉。マジョリカのタイルが貼ってあったり、歴史的な出来事の彫り物がある欄間などで有名だそうです。
さらに話は先ほどの温泉通の方のお仕事。「ARやってます。」「ARって何ですか?(私)」どうやら、一般的に「拡張現実」と訳されているもので、実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を”仮想的に拡張する”というものらしい。
知らない間にテクノロジーはどんどん進んでいるんですね!この男性いろいろと知識が深く、好奇心も旺盛で話がいろいろと飛び本当におもしろかったです。またいろいろと教えてほしいなぁ。自分の住んでいる世界にいない人と話をすると新しい世界を知れておもしろい。
そんなこんなで、あっという間に時が経ち、お別れのときに案内役の方が、写真を撮っている方で、今京都で写真展に出品しているといいます。いただいたちらしに、
「社会は一つの物語を共有して成長していくイメージを描くことが難しくなり「失われた20年」と言われた平成。多様な文化が混ざり合い様々なサブカルチャーが生まれている現代。その時代背景の中で生まれたアーティストたちが、日々生活する中で感じる社会課題を写真というメディアでポジティブに発信し、フラットな日常を未来に向けてUP DATEする。」
なんとなく自分の20代を彷彿とさせ、なぜかわからないけれど、気持ちが京都へ。
写真展の会場になっているのは、京都駅から地下鉄で一駅の九条駅から徒歩数分のHOTEL SHE, KYOTO。後でわかったことですが、これは、Kyotography International Photography Festival Satellite Event の一環で、京都市内の50くらいの場所で小さな写真の展示会が開かれていました。
カオルさんの作品とってもよかったです。メタリックでシャープで陰りがあって。
このホテルがなんとなく普通のホテルと違うので、フロントの人にちょっとうかがったら、なんとオーナーは東京の22歳の現役大学生!北海道の富良野と、大阪にも系列のホテルがあるそうです。このホテルのお客さんの80%は外国人だそうです(ここは京都!)。お部屋の一つが展示会場になっていたのでお部屋も見ましたが、いい感じでした。大阪のホテルは「ソーシャルホテル」というコンセプトで、飲み物を無料で出し、テーブルに座っていると人が隣の人と話をし出してだんだんコミュニティができあがっていくそうです。大阪のホテルにはそれぞれの部屋にレコードプレーヤーがあって、フロントで好きな曲を借りてお部屋で聞くことができるそうです。そのうちそのホテルに泊まってみよう。
そこで出会った紳士と少し話をしたんですが、エジブト、カイロ出身で、現在サウジアラビアに住んでいるという泌尿器科のドクター。学会で京都へ。とっても上質のすばらしい生地、色、デザインのジャケットを着てて、私の目はそれに釘付け。膀胱の移植の専門家だそうで、彼とも次から次に話題が出てきて盛り上がりました。
フロントの彼が、「まだ写真が見たかったら歩いてすぐのところに次のサテライト会場があるので行ってみたら?」と言ったので次の会場に足を伸ばしてみました。
次の会場はAnteroomというホテル。このホテルは、1980年代のLAを思い出させるもので、白壁のギャラリーと倉庫風に配管や配線がむきだしでちょっとしゃれていました。築23年の学生寮を改装してホテルにしたそうで、7年前にオープン。創業時より、コンセプトである「常に変化する京都のアート&カルチャーの今」に「和」の要素を加え、アートも更に強化させたそうです 。3ヶ月ごとに展示しているアートが変わるということです。
そこへいく道中に、赤いのぼりに「稲荷祭」とかいてあったり、ほとんどの家の扉には「御献酒」という紙が貼ってありました。もしかしてここはあの伏見稲荷神社の近く?携帯で調べると歩いて30分ほどの距離、
かくして稲荷神社のあの有名なオレンジ色の鳥居を見ることができました。
今回は全く流れのままに気ままに京都。京都駅の南側に来たのは初めてでした。若い人の感性と思い、それにテクノロジーが加わって、昔みたいに遠回りしなくても誰でもビジネスを簡単に始められる時代。簡単に始められるからといってビジネスをやり続けることは簡単なことではないでしょう。しかし確実にこの今のノリにうまく乗って行動した者勝ちの時代を感じました。
さあ、このブログを最後まで読んでいただいたあなたは、次はどの一歩を踏み出すでしょう?たまには若い頃のように気ままに出かけてみましょう!