佐賀大学医学部合格おめでとう!!
4歳から14年エスタミネーに通ってくれたK君が、代々医者の家系で自分もずっと医師を目指していたということで、4月から医学生になります。
(小学校の時のサマーキャンプで)
いつ頃佐賀大学に行こうと決めましたか?
「9月に推薦をもらってその時は佐賀に行くか一般試験で他の大学に行くか悩んだけれども、親と話して佐賀大学に推薦で受験することにしました」
ご両親は何と?
「 一般よりも推薦の方が可能性が高いんじゃないかと言われ、佐賀を受験しました」
さて、佐賀大学医学部の推薦試験はどんな試験だったんでしょう?
「最初に和訳の問題がふたつあって、問3で筆者の意図を医療に取り入れることに関して800語書くというもので、これを全部やるのに90分」
これは私ともたくさん練習をしました。
試験の後、できた感はあった?
「今まで練習した時は時間内にできなかったけれども、今回はメインが小論だと考えて、和訳にあまり時間を使うのをやめたことでどんどん800字かけました。内容はあまり自信はなかったけれど、書き切ったという気持ちはありました」
本番強いね。
その後面接が10分あったということですが、聞かれたことは覚えている?
「一番印象に残ったのは、やはり地域医療について聞かれた時に、現在の地域医療のどんなところに興味があるか聞かれて、僕は医師の偏在化が深刻な状況にあることを言ったところ、ではその対策にはどんなことができるか教えてくださいと聞かれました。最初は、ありきたりな、実際に学生がそこに行ってみて、そこで働いている人の現状を見て、行きたいという気持ちが芽生えるのではないかと言いましたが、『でもそれでは行かないんだよ、どうしても行かない人が多いんだよ』と言われました。
そういうことをしてもみんな行きたがらないということが印象的で、その後の答えは、医師の収入を上げればいいんじゃないか、と言ってちょっと回避できましたが、長崎や佐賀など地域医療に関して問われるかもしれないときはもっと深く準備をして臨んだ方がいいと思いました」
あまり緊張しなかった?
「結構緊張しました。面接官は3人いて、一人づつから質問されました。
そのほかに自分の長所と短所を聞かれましたが、それは学校でちゃんと練習していました。
それから、佐賀大学は、良き医療人を育成することを目指しているとおっしゃって、『良き医療人』とはどういうことかと聞かれました。
僕は、当たり前のことですけれど、患者さんは不安を抱えながら病院に行くことが多いので、私たちが提供しようとする治療を拒む方もいるかもしれないし、説明を聞いてくださらない方もいると思うけれど、そういう方々に少しでも安心していただけるようにわかりやすく丁寧に説明することが医師として大切だと思うとと言って、私は患者さんに寄り添うことが良き医療人だと思いますと言いました」
終わった後は、やった感あり?それともまだどうなるか不安だった?
「共通テストが80%取らなければならなかったので、結果発表まではかなり時間がかかりました」
共通テストは、英語のリスニングが結構簡単で90点を超えて、リーディングは難しかったんですけど、80%は取れました。今回は難しかったのでリーディングでみんなに差をつけれられたと思います。
他の科目も全て80%以上はクリアしました」
受験生へのメッセージ、アドバイスは?
「1番は絶対諦めないこと。僕も本番までは直前の模試とかも、全然点数が上がらなくて、12月に上がるかなと思っていたけど、上がるどころか逆に落ちたこともあったので、精神的にとてもきつかった。でも信じて頑張り抜きました」
英語に関して言えば、何か勉強の仕方なり、取り組みなり何かみんなに進めることはありますか?
「 子供の時からエスタミネーでネイティブの先生のレッスンで聞いていたし、英検なども小学校からやっていたのでリスニングは得意分野になりました。リーディングは文字になれるというか、量が多いのでどれだけ早く読めるかということと基本的な単語を覚えて模試対策をしたらいいと思います」
推薦試験を受けていて共通テストも悪くなかったけれど、2月半ばの発表まで一般入試の対策のため詰めを甘くせず休まずレッスンに通いました。
ちょこちょこした幼稚園の頃から、小学校の時はハロウインパーティや、サマーキャンプなどの行事にも積極的に参加して、いろんな国のネイティブ講師に教わりました。
受講後のアンケートでは、英検の集中講座がとても印象に残ったそうです。
小さい頃は友達とグループレッスンで楽しく英語に親しみ、受験生になってからは個人レッスンで細かく自分の必要なことに集中して実力を伸ばしてきました。
部活では、陸上部で、駅伝などにも参加し、長距離レースに耐える体力と精神力も持ち合わせています。
ほとんどレッスンを休まず、この粘り強さがあったら、これから医師へ至る道、そしてさらにその後の長い道のりもしっかり歩んでくれることでしょう:)
“All we have to decide is what to do with the time that is given us.”
–J.R.R.Tolkien
Congratulations!
この4月から、日本にいながらにして学生の50%が海外からの留学生という超グローバルなキャンパス、立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部で学びます!
とにかくとっても素直で、どんな課題を与えても積極的に取り組んだR君。人の前で語るパブリックスピーチのも果敢に取り組みました。
R君曰く、「大学では世界の政治や経済、さらに環境など幅広く学びたいと思っています」
聞いてみました「卒業したらみんなどんなところに就職するんだろう?」
「日本の王手企業に就職する人もいれば、世界で起業したりいろんな人がいる」
この大学を選んだ理由は?
「一番はあらゆる国から来た人がその大学に集まっていて、いろんな文化や考え方を一気に学べて、日本にいながら留学しているような感じだから」
アジア太平洋というくらいなので、中国、韓国、東南アジアから来ている人たちが多いそうです。
いつ頃ここに行こうと決めたんでしょう?
「高1ぐらいからこの大学をターゲットにしていたけれど、高校2年生ぐらいから自分の実力とのギャップだとか学費が高いということで諦めそうになったけれど、やはり最終的にそこに行こうと決心したのは海外の人と交流したいと思ったから。
今聞いているところでは、1年生で選択で韓国に行くことができる、自分としてはヨーロッパとかも行きたいと思っているけれど、アジア太平洋というのが看板なのでその選択肢は少ないかもしれない。
もしヨーロッパにに行けるとしたら、イギリスとかフランスに行ってサッカーを見てみたい」
夢は広がりますね!
学校推薦で入ったそうですが、その内容は?
「夏休み明けに推薦対象の人向けの試験が学校でありました。国英数の試験で、無事推薦をもらえました」
志望理由書と別にAPUに入って何がしたいかという1200文字ぐらいの課題があり、また英検2級を持ってなかったのでオンラインでプレゼンテーションの動画を作るというのがありました。最初動画のことを知らないで、提出日の3~4日前に先生から言われびっくり。たまたまその時に熱を出していて、本当にやばかったそうです。でも頑張って動画のプレゼンを完了させ、無事審査にも通り合格が決まりました。
その動画にはどんな内容を入れたの?
「高校で頑張ってきたことと、それを生かしてAPUでどう頑張りたいか」
高校で頑張ったことは何?
「探究学習で、東南アジアの子供達にバランスの取れた食事を提供するというテーマでグループワークをしていて、その内容を少しビデオに盛り込みました」
その動画は何分ぐらい?
「5分ぐらいでした」
パワーポイントなども使い、熱を出した中頑張りました。
たまたま対面でもオンラインでも面接がなく、オンラインで動画を提出するだけだったそうで、そこのところは他の大学と少し違うようです。
実際に合格が決まったのは12月で、お正月は気分が良く過ごせたそうです:)
後輩へのメッセージとしては、
「自分は高1高2の時は部活で忙しかったので、あまり受験のことに力を入れていなくて英検2級が間に合わなかったけれど、やはり英検2級まで早めに取っておくと有利だと思います」
大学での目標は、まずは4年間で卒業できるように単位を落とさずにきちんと頑張りたいということです。
「サッカーが大好きだけどスポーツはなんでも好きなので、何かスポーツもしたい・・・
大学の留学プログラムは、アジア圏以外もあるけれど充実しているのはアジア圏内なので、
AIなどが先端を行っている中国なども行ってみたいなぁ」
おそらく彼の心の中は、今ある環境とあまりにも違った世界中からきた学生とのワクワクする学生生活でしょう。
将来は教師になりたいと思っているそうです。彼なら素晴らしい先生になること間違い無しです。人当たりがとても心地よく、真剣に問題に取り組む姿勢が素晴らしく、また最後には、このメッセージをくれて心キュンとなりました。
「丁寧に教えていただき英語の学び方だけでなく、世界の人々の考え方や卒業生の業績などたくさんのことをお教えていただきました。本当にありがとうございます。
そして今度会う時はもっと自分の視野を広げて全部英語で会話できるようにがんばりたいと思います!
先生お元気で❗️
これからもよろしくお願いします」
“You don’t have to be great to start, but you have to start to be great.” –Zig Ziglar
Miwako's EYE
お父さんと一緒に挨拶に来てくれたR君。
小学校の時から通ってくれました。
Congratulations!
公立小松大学保健医療学部臨床工学科へ進学します。
高度な医療機器を駆使し、的確で安心・安全な医療を提供する医療機器のスペシャリストになるということです。
就職先が大きな病院であれば、手術室にあるような機械の管理・操作をするような専門職で、小さい病院であれば、最近よくある在宅医療機械の管理や説明をするということです。
どんな授業があるか聞いてみると、物理や化学の知識もさることながら医療の授業もたくさんあるそうです。医療と工学の融合分野として病院実習もあるそうです。
いつからこの分野に行きたいと思ったか聞いてみたら、
「Long ago. 中学生の時から思っていた」との答え。
志望校は高校に入ってからも全くブレずに小松大学だった。
臨床工学技士になりたいと思っていたけれど、大学の選択肢があまりなく、国公立では小松大学しかなかった。
試験のことを聞いてみると、
まずお正月に地震があってびっくり。
受験できるか本当に心配したそうです。
基本共通テストがメインで、学校推薦をもらったので、その試験は2月の初めにありました。
今年の共通テストは英語が難しかったけれども、結果はとてもよくて他の人と差をつけることができました。
また、この大学では英語の点数が2倍換算だったのでラッキー。
「自分は本番に強いと思う」
推薦試験なので、志望理由書などは先に出していて、志望理由は聞かれることがなかったけれど
学校で面接の練習はしましたが、「実際に臨床工学技士が今後どう必要になってくるのか」などを聞かれました。
どのように答えたか聞いたら、
「今後、機械医療が発達していき、医師不足の地域もあり、高齢者も増え、一人当たりの医療者の負担が増えるので、それを解決できるのが臨床工学技士です」
バッチリですね。
面接自体は全く緊張せずに、他の人が5問ぐらいしか聞かれなかったのに自分はサクサクと答えることができ、8〜10問聞かれ全部で15分くらいありました。
この大学では、留学に力を入れていてアメリカに提携大学があるけれど、自分としては今はオーストラリアに行きたいと思っているということです。
エスタミネーで毎週ほぼ休まずレッスンに来ていたのも、将来の展望がしっかりあったからなんですね。
特にR君が素晴らしかったのは、英検準2級から、2級合格の間がとても短かったということです。
このふたつの級の間は、語彙も増えライティングやリーディングも厚みが増してくるので、通常準備には結構時間を要しますが、R君は準2級に合格してその4ヶ月後には2級に合格という快挙でした。
大学生になっての目標はなんでしょう?
1番は英語です!留学もしたいので、IELTSなども取り組んでみたいと思っています。
それに、臨床工学技士には国家試験があるのでまずは一生懸命勉強したいです。
と次の目標もバッチリ。
大学は創立してまだ年数も浅く、今年の卒業生が第2回だそうです。
大学では、高校の部活でやったハンドボールや、スキー、スノーボーディングなどもやってみたいということで、学業以外の時間も充実しそうです。
清々しい顔で多くを語ってくれたR君。
目標はしっかり定めてあり、大学生活充実すること間違いなしですね。
Try not to become a man of success, but rather become a man of value.
– Albert Einstein
月3回のこのクラスは、40代がひとり、60代がふたり、70代が4人、そして80代がひとりで初級から上級までいろんな方がおられ、10数年続いている長寿のクラスのひとつです。
若い時に海外にたくさん行った方や、クルーズで海外に行くのが好きな方、家族が海外にいらっしゃる方、英語がただ好きな方などいろんな理由で英語を学んでいらっしゃいます。
毎月いろんな歌を歌いますが、今月はRod Stewart ‘You’re in My Heart’を熱唱しています。
https://www.youtube.com/watch?v=O-xHOR8_ZSU
熱唱の後は、何度も例文を聞いて練習した内容をイラストだけで再構築していきます。
話がつながれば大丈夫です。
みんな意外と上手です!
このクラスでは、手作りのお菓子をいただいたり、自家菜園でできた大根やきんかん、お花や果物などなどよくいただきます。
感謝〜:)
みなさんの人生経験を共有できるのもこのクラスのいいところです。
さて、今週はどんなお話が出てくるかなぁ〜。楽しみ楽しみ。
しばらく前に、Yちゃんのことをレポートしたことがあるんですが、Yes, indeed, in two weeks she’s going to Austria again to study!
前回オーストリアのGraz という町に仕事で半年ほど住んで、オーストリアの文化、動物に対する扱い、食べ物などなど大好きになったYちゃん。
英語で毎日働くという環境もとっても刺激的で、おそらくすごく自己成長を感じたことと思います。
帰国した時に、またぜひオーストリアに行きたいと話していましたが、本当にしっかり計画していたんですね。
ついに実現!!
それも、ウイーン大学の修士課程に行くことになりました。
なんと素晴らしい!
授業は英語がメインだそうですが、もちろんドイツ語も勉強します。
8年ぐらい前に、Yちゃんが大学生の時に1年間メキシコに留学したことがあります。
(写真↑ メキシコの大学で)
その年私は、エスタミネーの卒業生を訪ねる旅と称して、世界9カ国、南半球・北半球11都市を回りました。
アメリカのニューヨークから、ロスアンジェルス、その後にメキシコのグアダラハラへ行きました。
当時Yちゃんが通っていた大学のキャンパスを訪れ、どうやって今の自分に至ったかやその時の思い、英語の重要性などを語ってもらいました。
さて、今度はヨーロッパへ・・・
行動したものだけが得ることのできる、本当の自分が求めているものへの道へのパスポート。
自分が、これだ!と思ったものへ進んでいくことってとっても大事なことだと思います。
そういう瞬間瞬間の想いや決断が、将来のなりたい自分を作っていくのだと思います。
できたら、オーストリアへ会いに行きたいなぁと思っています。
先日お知らせしたイタリアへ行っている生徒さんもいるし、本気でヨーロッパへ行くことを考えよう。
小学校からのお付き合い。
小学校の時から、全くブレない自分を持っていました。
大学入試前も土曜日の一番最後のクラスで、他のみんなが帰った静かな教室で二人で頑張りました。
成人式には、素敵な着物と超カワイイ髪飾りをしてわざわざ私に会いに来てくれました。
今回、お土産をいくつかもらったんですが、そのひとつ、メキシコから持ってきたという特別な思いがあるFrida Carlo のお人形さん。うちの他の国からお人形さんたちの中でしっかり笑顔で収まってくれています。
Yちゃんのことを見守っている誇らしげなお姉さんのようです。
All our dreams can come true — if we have the courage to pursue them.
– Walt Disney