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2015年6月26日
Miwako's EYE
私が敬愛する世界を76カ国回ったグローバルメンタリティいっぱいの
後輩推薦の一書。
「わかる〜!そうそう!」っていうのがいっぱい出てきますよ。
と彼女が力説するので早速阪急梅田の紀伊国屋書店で購入。
大阪から帰りの飛行機で読みました。
ヤマザキマリさんとは全く違う人生ですが、
共通事項が多くってびっくり!
本当に「わかる〜!そうそう!」でした!
そしていろんなことを思い出しました。
母親がしょっちゅう口にしていることのインパクトの強さや、
子供のころの原体験のような兄弟や近所の子供たちと遊んだことが
今の自分の感性を育ててくれていることなど数えたらきりがありません。
Garcia Marquezの「100年の孤独(原題 Cien Anos de Soledad)
なつかしぃ〜!Buendiaという名前がたくさん出てきて大変でした。
その本を読んでいたころ私はスペイン語専攻で
本当にいろんなラテンアメリカの文学を読みました。
Carlos Fuentes とかJorge Luis Borges なんかも好きでしたね。
それからキューバ人のある教授は特別おもしろくって
よくスペインの映画監督 Luis Bunuel の風刺的で社会的な題材を授業に使っていて、
クラスのみんなとよく週末にBunuel の映画を見にいってました。
極貧だったというのもマリさんとの共通項で
私は放課後週に4〜5日レストランでバイトし生活費と授業料を稼いでいました。
レストランで働いていたのはまず賄いが出るので
1日1食は無料で食べられるということ。
そしてその日あまったものは捨てるのでそれをもらって
次の日のランチにしていました。
UCLAは公立の学校なのでカリフォルニア州外から来て1年目の人や
留学生はカリフォルニア州民の4倍の授業料でした。
それに大学ではテキスト代がとっても高く買うお金がなく
テキストを図書館から借りたり”USED”という中古のテキストを買ったりしていました。
あるクラスではメインのテキストのほかに副読本が17冊もあり
それを1学期10週間、最後の週は期末試験なので正味9週間のあいだに
他のクラスもあったのに読んで論文2本書くなんて
本当によくサバイブしたものです。
幼いころから本の虫というのも私と同じです。
本というのは限りなく想像力をかきたててくれ
私たちをその主人公になりきらせて様々な世界へ連れて行ってくれ
その後の人生の創造力の源になります。
私はマリさんのように多くの国に行ったわけではありませんが、
アメリカとミクロネシアいう多国籍で多文化の人が混在している国に
16年いたため
本当にいろんな人と会い
自分の価値観がとことんひっくり返されました。
当時のベルリンの壁をどうにか通り抜けて生き延びた人が
私の子供を取り上げてくれたドイツ人産科医でした。
大学のクラスでとっても優秀だった彼・彼女は
ベトナムからやって来たボートピープルでした。
当時ソビエト連邦だったウクライナから逃げて来た夫婦が
West LA の安アパートの大家さんでした。
そういえばある日みんなフランス語を話す人たちばかりのパーティに呼ばれました。
行ってみるとフランス人はひとりだけで
あとの20人くらいはもとフランスの植民地だった
タヒチやニューカレドニア、チュニジアやモロッコなどの出身者。
本当にフランス語っていろんなところで話されているんだっていうことと
フランスの植民地の歴史をつきつけられる経験でした。
また、私の姉妹3人が国際結婚で
それぞれアメリカ、イスラエル、ベルギーと
地理的なことはもちろん人種、歴史、文化、宗教、食と異なります。
姉たちの視点と私の視点それぞれが違っておもしろいです。
その子供達(いとこ)たちの交流も年齢が上になるにつれ
面白い展開になってきています。
異なる文化が根底にある人と
日々日本で生活するということは本当に大変です。
彼との生活が大変だということではなく、
日本という国に存在することが
外国人と海外に16年もいた日本人である私にとって
とっても大変なんです。
アメリカだったらずいぶんと楽チンだったと思います。
外国人だらけですから、私たちも one of them です。
私たちにとっては日々異文化体験です。
マリさんが書いていたことで本当に共感するのは
「教養を高めるといっても
「自分はたくさん本を読んだからいいわ」
という話ではないんですね。
見て読んで知ったら、今度はそれを言葉に転換していく。
これって日本人に欠けているところではないかと思います」
世の中のことにもっと関心を持ち
自分の考えを言葉でアウトプットする能力
これってグローバル人材には必須です。
そしてひいては自分の人生を何倍も豊かに楽しくする術ではないでしょうか。
もうひとつ、マリさん曰く
「若い人は省エネで生きると損をする。
欲がなく、恋愛に興味がなく、旅行にも行かない。
傷つきたくないから、興味のない人とは付き合わない。
ずっと安全圏にいるから、
閉じていることに対する危機感を抱いたこともない。
楽しいんですか、それで?
思わず訊いてみたくなります。」
本当にそうです。
自分の常識に全くなかった人たちと出会い
交流していく中で見えていく
人間の本質。
これはかけがえのない経験です。
みなさん、
まずは一歩外に出てみましょう!
世界は素晴らしい!
そして日本は素晴らしい!
生きるって素晴らしい!
と心の底から思えるでしょう。

2015年6月14日
Miwako's EYE
去年の7月にカリフォリニアの大学へ進学したHiro。
(注:彼が来ているのは私の出身校のUCLAのTシャツ!!)
以前このブログでも紹介しましたが、
長崎県高校生テニスのチャンピオンでした。
英語の留学試験準備もそのチャンピオン魂を見せてくれ
真剣に取り組み見事合格し渡米の夢を叶えました。
今回は夏休みで3週間帰国中で、
実家は福岡県にあるにもかかわらず
貴重な時間をエスタミネーに寄ってくれました。
上のビデオでもわかるように彼の英語の上達ぶりは本当に素晴らしいです!
思わず「英語錦織圭より上手だよ!」と言ってしまいました。
実質まだ1年たっていないのですが、
テニス仲間と切磋琢磨し、
大学の学業も優秀な成績を修め
カリフォルニアライフを満喫している感じがビンビン伝わってきますね。
カリフォルニアのカレッジテニスの大会でなんと優勝!
地元のメディアからも取材され大変誇らしいことです。
次の目標も見えてきたみたいで
本当に心から応援してますよ〜❤️
Thank you Hiro for stopping by!
We were all excited to see you!
2015年6月3日
Miwako's EYE
私の子供時代、
毎日のように大橋(長崎市)にある草野という町の本屋へ行ってました。
(現在長崎市住吉町に移転しています)
本の巻末にある好きな作家の作品は全部買って読んでいましたし、
私にとっては「草野へ行く」というのが
わくわくする時間の過ごし方のひとつだったのです。
1994年にAmazon が出現し、本の流通が変わり始めました。
街の多くの本屋が姿を消していきました。
1998年製作のMeg Ryan と Tom Hanks 主演の映画 You’ve Got Mail 
に出てくる Fox Books というメガブックストアを
ご記憶の方もいるかもしれません。
店内に入っただけでわくわくするような作りです。
今回JR大阪駅のとなりに新しくできたLUCUA 1100 (ルクア イーレ)の
9Fにある蔦屋書店 TSUTAYA BOOKS はまさに
中に入るとワクワクです。
ここ数年日本でもカフェと本屋がドッキングした形は増えてきました。
しかしこれほど欲張りか、というほどこの蔦屋は盛りだくさん。
私が入ったところには、まず靴磨き専門店 Burnish というのが目につきました。
「え〜!?本屋さんに靴磨き??」
その横には店内ATM。
その横にはコートやバックパックなどの荷物を預けられるクロークも無料で利用可。
私は重〜〜いバックパックを預けて身軽に店内を散策。
貸し会議室も隣接してます。
カフェも3つくらい入ってました。
デンマークのオーディオビジュアルブランド
Bang & Olufsenのショールームもあります。
そのとなりはApple shop。
モバイルショップもあり。
オリジナルウエディングのデザインをしてくれる
Wedding Design Lab。
そのとなりは旅のプロJTB。
ネイル・ヘアカラー・ヘッドスパのサロンもあり。
それぞれの本のテーマのセクションには
それ関連の外国雑誌や雑貨も豊富に置いてあります。
ウッディな店内には数多くの居心地のいい椅子やソファがあり
購入前にゆっくり本を手に取り、くつろいでページをめくる
or 最後まで読んでしまうことが可能。
wifiやコンセントもあるので仮オフィスとしても短時間使えそうです。
とにかく近くの本屋ではみかけない本や雑誌の種類が多いので
あっという間に時間が過ぎていきます。
これらのいろんなショップと本の間には何の仕切りもないので
全てが本屋の一部という感じです。
つまりトレンディなホットスポットと図書館と本屋とカフェが融合したもの
それがこの蔦屋書店。
こういう本屋もおもしろいけど、
実は私の好きな本屋は今でも前出の映画You’ve Got Mail で
閉店を余儀なくされた味がある街の小さな本屋タイプ。
それぞれのオーナーの個性やが光り、思いがあふれている本屋。
実はアメリカやヨーロッパにはそういう本屋は今でも探せばあります。
さてさて10年後。
どんな本屋ができてるかなぁ〜。
2015年5月31日
Miwako's EYE
私はこの二人の姉弟の大ファン!
「すがすがしい」という形容がぴったり。
お姉ちゃんの方はもう大学4年と聞いて月日が経つスピードに唖然とする私。
これから3週間、出身の高校で教生の先生をやるそうです。
楽しいクラスになりそうですね〜。
本人はちょっと緊張気味でしたが。
そして教育実習が終わったら
なんとブラジルの大学へ1年留学が決まっています。
一緒にGoogle で大学のある町を調べたんですが、
本当に綺麗なところのようです。
彼女曰くブラジル人がみんな住みたいと思っている
きれいなビーチがあって治安がいいところだそうです。
そこで1年勉強できるなんてすごい贅沢。
Rio De Janeiro まではバスで十数時間かかるそうですが、
来年のリオのオリンピック開催準備にも関わるそうですよ。
弟君も受験勉強から解放され
大学生活をエンジョイ中。
私とは科学ネタをやっています。
今回はネイティブ講師との会話もやりました。
彼も秋には New Yorkへ行くことが決まっています。
もしかしたら、France にも行くそうです。
私が願っている
「英語を通して世界を見て、自分の可能性を広げる」
を実践しているお二人です。
Toast to your bright future!!
2015年5月26日
Miwako's EYE
今月は4日間関西、3日間東京というハードスケジュール。
10ヶ月ぶりの東京でしたが、
東京って意外と緑が多く街はとってもきれい。
大阪とまた別のバイブがあって
すぐ影響されやすい私は
「東京にも1年くらい住みたい!」って本気で思いました。
今回はToastmasters International のDivision Contest 
つまり英語のスピーチの全国大会で私が所属するDistrict 代表の方の応援
プラス日本全国の代表の方々のスピーチを聞きに行きました。
場所は代々木の国立オリンピック青少年センター。
いや〜、みなさん本当に素晴らしかったです。
「英語ができる」だけではスピーチのチャンピオンになることはできません。
ストーリーテリングが上手で、
素晴らしいメッセージとデリバリーがないと良いスピーチとは言えません。
いいスピーチをするためにはチャンピオンたちから学ぶことが一番です。
7月にまた私のスピーチの番が来ますが、
今回はチャンピオンから学んだちょっと違った手法で頑張ります。
泊まったホテルの横がなんと桜坂。
このあたりは森ビル関係の建物が多いのか

こんなものが目立ちました。
さすが東京!ヘリコプターサービスですって!
そして古き良き江戸を感じる築地あたりにも行ってみました。
350年になるらしい。

超モダンからdown to earth の人と人との関わり深い下町まで
東京ってやっぱりおもしろい!

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