またまた昔の生徒さんが寄ってくれました。
もうご両親は長崎にいないのにわざわざ来てくれて本当に嬉しかったです:)
それにさらに嬉しいことに会話はず~っと英語のみ!
Yちゃんは、京都の立命館大学在学中にメキシコへ1年留学しました。私は、当時昔の生徒さんに会うため世界1周北半球南半球9カ国を回っている時にメキシコのグワダラハラ市に行って彼女に会ってきましたが、その時も目を輝かせていろんな思いを聞かせてもらいました。
今回はGraz というオーストリア第2の都市で過去数ヶ月仕事で行っていて帰ってきたところでした。
Graz では、隣国のスロベニアから仕事に通ってきている人もいるそうで、ヨーロッパの陸続き事情の現実も知りました。
またまた目を輝かせて語ってくれたのは、この町がとても美しく素晴らしいところで本当にいい経験をたくさんしたということでした。
特に、動物と人との関わり方に大感動!レストラン、カフェなど犬はどこでも入れるドッグフレンドリーであることには本当に驚いたそうです。そういえば、大学時代にYちゃんは確か犬のボランティアの仕事を大阪でしていたような記憶があります。
また職場では、インターナショナルな人たちと毎日英語で話し、その環境もとっても良かったそうです。できれば将来的にあのような職場で働けたらと今は、ドイツ語もビジネスレベルにまで持っていきたいと勉強中です。
話の流れで、melange というYちゃんがオーストリアのカフェでよく飲んでいたコーヒーの話になりました。これはカプチーノに似ているものだそうです。調べてみると、オーストリアでは17世紀ぐらいからコーヒーショップがあってコーヒーを飲む文化があったようです。ちなみにカプチーノの語源は、フランシスコ会のカプチン僧侶の服装が黒衣に白のフードを上にかぶるところからきたようです。
さらに、Viennoiserie (ビエノワズリー)というウイーン風のべイストリーに話が及び(大好きなトピックでLuc がだんだん燃えてきました)、みなさんお馴染みのクロワッサンは、もともとフランスではなく、オーストリアのウイーンから来たもののようです。
1839年にオーストリア人が、パリにウイーン風のペイストリーショップを開き、そこで人気を博したキプフェルという三日月型をしたペイストリーにフランス語のそれを表すクロワッサンと名が付いたそうです。
本当に新しいところに行くといろいろ発見があったり、自分の中の何かが触発されて自分の人生の次の指標や本当に自分が求めていたものに気づいたりします。
いつも書いていることですが、生徒さんの「その後」を共有できることは本当に喜びです。
行動することは、学ぶこと、発見すること、気づくこと。
そして英語とスペイン語を知っていると世界の歩き方も変わります。
それに、ドイツ語が入るとまたまた違う世界が見えてくることでしょう。
3つの異なる文化圏で生活をしたYちゃん。3つの異なる視点で世界の人々や文化を見て、自分の将来の居場所、というかどんな人生を本当は求めていたのかが段々見えてきたことと思います。
I can’t wait to see you again for the next catch-up!
Possibly somewhere in Europe?
次に会うのが本当に楽しみです!
次回はヨーロッパで会いましょう〜!
(下の写真は、10年前の高校生お別れ会。私の前にいる緑を着ているのがYちゃんです。全く変わっていないね)
クリスマスの翌日から、1日2.5時間 X 4日 合計10時間、自分が強化したい分野に特化して英検の集中講座を行いました。
今回は、英検2級のリーディングと英検準1級のリスニングに取り組みました。
英検2級レベルになると、リーディングも一気に社会問題などのレベルが大人の世界になります。半分以上が中学生の参加者でしたが、みんな頑張りましたね。
みんなに共通している問題は、やはり単語力です。
英検2級にはおよそ5000語が必要と言われており、また熟語や話の展開をつかむディスコースマーカーも相当数マスターする必要があります。
2級のリーディング問題のうち何と20問が単語や文法関連、ディスコースマーカーなどの穴埋めなので、とにかく時間をかけてひたすらマスターする必要があります。
さらに、中学生では習わない仮定法などの文法事項もあるので、10時間は長いようで、やはりとても時間が足りませんでした。
比較的みんなしっかりできた感があったのは第3問AのEメール問題と第2問の長文穴埋め問題。
これは試験でもしっかり取れる自信がつきました。
これまでエスタミネーの生徒さんは英検2級は最終的にみなさん合格されたので、とにかく地道に単語力アップをして試験に臨んでほしいと思います。
長与校で受講したみんなは超ラッキー!
Luc先生が焼きたてワッフルを差し入れてくれました。
激トレの合間のホッと一息タイムに最高でした!
もうひとつの分野別トレーニングは英検準1級のリスニングでした。
今回は偶然みなさん高校1年生で、結構レベルの高い生徒さんたちでした。
とにかく大変なのは、リスニングのPart 2。
歴史物や社会事象などが多く、固有名詞が頻繁に出てきて惑わされます。
1問は時間にしてたった1分ちょっとの内容ですが、馴染みのないストーリーの細かい内容展開をつかむのは結構大変です。
1日に20分英語ニュースなりドキュメンタリー、ドラマなどをみる癖をつけると半年もすれば劇的にリスニング力はアップします。何とかみんなに毎日意識して取り組んでほしいと思っています。
英検準1級に関しては、1度で合格された生徒さんもいますが、たいていは2〜3回は受験が普通で6〜7回受験という方も複数います。
大学入試に大変有効ですし、また英検準1級対策を真剣にやることで語彙力は当然アップするので共通テストや難関大学対策にもなります。
今回受講されたみなさん、本当に毎日真剣に頑張ってくれてありがとうございました!
これを機会に自分の得意分野はさらに力を伸ばし、もっとトレーニングが必要だと思うところは日々頑張って取り組んで2023年目標の級に晴れ晴れと合格してくれたらと思います。
Happy New Year everyone!
サッカーが好きな中学生の生徒さんとワールドカップサッカーの話をしていて、カタール人というのは何と言うのかという話になりました。
America → American
France → French
Japan → Japanese
と言うのは誰でも知っていますが、みなさんQatar 人って英語で何というかご存知ですか?
Qatari (カターリ)と言います。
これは、イスラム教の国に多い接尾語です。
この接尾語の [ -i ]というのは、アラビア語で「所属する」と言う意味です。
ですので、イスラム教の人たちが多くアラビア語を使用する中近東あたりの国に -i を最後につけて形容詞にしたり、国籍や「~人」という意味になるのも理解できますね。
例えば、
Pakistan - Pakistani
Iraq - Iraqi
Yemen – Yemeni
Oman – Omani
Kuwait – Kuwaiti
Azerbaijan- Azerbaijani
Tajikistan – Tajikistani
Uzbekistan – Uzbekistani
Somalia – Somali
Kazakhstan – Kazakhstani
こんなふうに使います。
Lawmakers are not convinced the Qatari government can be expected to keep the Taliban commanders from returning to the fight.
(カタール政府がタリバン司令官が反撃することを防ぐことができるということを、議員は確信していない)
時の話題はいろんなことを簡単に学べるチャンスです。
日本ではあまり知られていないかもしれませんが、昨日はアメリカのジョージア州で先月あった中間選挙で決着がつかなかった選挙の決選投票がありました。
ちなみに中間選挙は英語で、midterm election と言います。大統領の任期が4年であるため、その真ん中にやるので中間選挙といいます。
そして決選投票は、runoff election といいます。run off つまり「流出する」という意味です。
候補者は、バプティストの牧師で現職のRaphael Warnock と元プロのアメフト選手でさまざまな女性問題を起こしていたり、平気で嘘を言うWalker氏です。
この1ヶ月、連日アメリカのトークショーのDaily ShowやThe Late Show、Jimmy Kimmel Live!などでこのトピックの話題が出ていました。
共和党はどうしてもあと一席を取りたいのでトランプ氏と共和党がWalker氏を強く推していましたが、彼の壇上の話は稚拙で全く意味がわからず、国の議会にジョージア州の代表として送り出すのにはあまりにも悲惨な候補者でした。
Warnock 氏が結局のところ勝利して嬉しいですが、それも僅差でした。私にはそれでも48%のジョージアの人がなぜ彼に投票したかがさっぱりわかりませんが、やはり党の力というのはすごいということはわかりました。
今日は、そのWarnock 氏の勝利スピーチで出てきた言葉をみなさんとシェアしたいと思います。
というのも、最近生徒さんたちを教えていて投票の話がよく教材に出てくるからです。
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A vote is a kind of prayer for the kind of world we desire for ourselves and for our children, and I think our prayers are stronger when we pray together.
一票とは、私たち、そして私たちの子どもたちのために願っている世界のためのある種の祈りでる。我々の祈りは一緒に祈るときさらに強くなります。
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奇しくも今日は日本が真珠湾攻撃をして、アメリカが第2次世界大戦に参戦した日です。
投票は将来の日本の子供達ための祈りです。
大学在学中に英検1級合格!
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先日もう社会人になって県外にいる生徒さんが長崎に帰省した際にエスタミネーに寄ってくれました。
医学部生で実習などもあって大変忙しい時に英検に向けて勉強を始めました。
どうして大学生の間に英検を受験したいと思ったのでしょうか?
-One of the reasons was to improve my English ability, especially writing and speaking. English is a good tool and it became a good asset for me.
理由の一つに、英語力をアップしたいというのがあって、特にライティングとスピーキング力を強化したいという思いがありました。英語は私の強みのひとつになりました。
Was it difficult to study along with other medical studies you were doing at the time?
医学部の勉強が忙しい時に、英検対策をするのは大変ではなかった?
—Yes.
大変でした。
合格したら達成感あった?
-Of course, yes,
もちろん、ありました!
Have you ever attended an international medical conference?
現在は医師として活躍しているけど、国際メディカル会議などに参加したことはありますか?
-Yes. via internet. Once. a poster presentation, and I recorded the audio beforehand. It was about arthritis and it became a very educational experience for me.
はい。インターネットでポスタープレゼンテーションという形で参加しました。音声は事前に録音しました。
関節炎に関する研究で、大変勉強になりました。
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巣立っていった生徒さんたちが、エスタミネーに寄ってくれ近況を報告してくれるのは本当に嬉しいです。そして彼女たちの「その後」を共有できることもとってもありがたいです。
これからも、国内でも、グローバルでもどんどん活躍してくださいね!
(写真は彼女が来た時にLucが出した white chocolate mousse)