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2022年2月23日
Miwako's EYE, PICK UP

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先日Forbes Japan のこんな見出しが目に入りました。
今年も受験生をたくさん教えているので興味深く読んでみました。

ちゃんと仕事してきたけど他の人が先に昇進していく・・・

 

一生懸命頑張ったけど誰もそれ認識してくれない・・・

 

使われたアイディアは私のものだったけど評価されなかった・・・

勤勉であることが良い人生を送る上での鍵だと言われてきたがけれども、今日の世界ではそれはむなしい言葉でもあります。

このようなギャップを世界のネットワーク理論の第一人者のノースウエスタン大学のラズロ・バルバシ物理学教授が、
パフォーマンスと成功との関連性を、データとネットワークの観点から徹底的な科学をベースに解き明かしました。

The Formula ザ・フォーミュラ (直訳すると(成功の)方程式):
成功とは本当は何なのか?

The Formula で、パフォーマンスと認識の関連性においてコミュニティでの評価の絶対的な重要性を強調しています。

ビッグデータとケーススタディを活用して、誰が実際は成功しそれはなぜか、という暗黙のルールを明らかにし、このルールをつかさどる十二の法則とそれをどのように有効活用することができるのかを述べています。

それで表題の『東大落第と東大卒、「将来の成功率」は同じ?』ですが、

「(アイビーリーグの大学に落ちた学生の) SATの点数やGPAなど、その学生のあらゆるパフォーマンス基準を調べていたところ、卒業10年後の年収を決める重要な要素は、その学生が通った大学の名前ではなかった。長期にわたる成功を決める唯一の要因は卒業後の年収はほぼ同等だという研究結果が引用、たとえ合格しなかったにしろ、その生徒が出願した最難関大学にあった」

この記事を書いた高以良潤子氏によると、

「日本に置き換えるとさしづめ、「東大に落ちた生徒で、受験時の成績が東大に受かった生徒と同じレベルにあった場合は、人生において、東大を卒業した人の成功に何ら劣らない成功を収められる」となるのだろうか。

東大卒、というブランド力のあるなしに関わらず、努力して身につけた実力(=パフォーマンス)そのものが価値となる」

ということです。

つまり、受験生諸君、結果がどうであれ長期にわたる成功は、ブランド力ではなく「努力して身につけた実力(パフォーマンス)だとネットワーク科学が膨大なデータをもとに証明しているので、この受験勉強を通して培った実力、そしてこれから身につけるであろうパフォーマンス力があなたの人生を心底豊かにすることは間違いないようです:)

 

2022年2月3日

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難関大学受験を考えている人には英検準1級受験を高校2年までに終えるように計画することを強くお勧めしたい。

これからの時代、難関大学に行かなくとも英語力というのは様々な意味で自分の将来の有効なツールになることは間違いないことです。

商売をする人なら、商圏が日本だけでなく、世界中になるということです。

 

考えてみましょう。

 

日本のミュージシャンの商圏は、少々アジアで売れるとしてもほとんどが国内市場です。韓国のポップスターたちが英語で歌ってヒット曲を飛ばせば、世界中で売れるように、1億2千万人の日本市場ではなく、英語でヒット曲を出すというだけで、79億人市場をターゲットにできるということです。

英語ができると、できることの規模が全く違います。

 

話を大学受験に戻すと、なぜ英検準1級が難関大学対策にいいのかをまとめました。

 

・単語力
・リーディングトピックの類似性
・入試に英検を利用できる名門大学が多い

・英検準1級のライティング練習が入試英語の英作文で役に立つ

 <単語力>

なんと英検準1級の読解問題41問中25問が語彙問題です。つまり61%を占めていて、この部分を攻略しないと合格は非常に難しいということです。

英検準一級で使用される英単語数は約7,500~9,000単語で、ほとんどの国立大学や難関私立大学の入試問題はこれで攻略できます。このレベルの単語をしっかり身につけることで単語で詰まることがほとんどなくなり、読むスピードも速くなり読解力も高まります。

<リーディングトピックの類似性>

大学受験の読解や英作文の内容は、多岐にわたる分野から出題されます。例えば様々な社会問題や自然現象、科学技術などの分野からの良質な内容のもので、私たちが日々読む新聞の隅からすみまで全てのような感じです。

英検の読解トピックや英作文のトピックも、まさにそのような大人が普通新聞やニュースやドキュメンタリーで読んだり見たりする内容です。

ただし、ネイティブが読むような長い読解も英作文も課されることはなく、1~2ページの読解文が5個、英作文はたったの120~150語書けばいいだけなのでやり方がわかれば比較的取り組みやすいものでもあります。

 <入試に英検準1級を利用できる名門大学が多い>

 国立大学では九州大学が英検準1級利用可能ですが、私立大学となると学部にもよりますが、早稲田、上智、関関同立、MARCH、産近甲龍、日東駒専などが出願・加点に有利です。

(関関同立:関西、関西学院、同志社、立命館、MARCH:明治、青山、立教、中央、法政、産近甲龍:京都産業、近畿、甲南、龍谷、日東駒専:日本、東洋、駒沢、専修)

唯一真剣に早くから心がけないといけないのは、単語です。

7,500~9,000語は受験が迫ってきたときに一度に覚えられるものではないので、中学校に入った頃から本気で意識して楽しく日々取り組まなければ、その数に高1~2年までに達することはできません。

つまり年間1900~2200語を確実にマスターするということです。

しかし月割りにするとそれほどでもありません。
1ヶ月に200語以内です。

つまり1日たったの6語!

これだったらできそうではありませんか!?
1日たった1~2分でできることです。

 これを習慣化してしまうと本当にすごい力になるのです。

 European Journal of Psychology誌によると、習慣化に必要な日数は66日だそうです。

毎日単語を6語覚えることをとにかく66日、つまり3ヶ月ちょい続けたら、歯を磨くことと同じようにあなたの習慣になってしまうということなんですね。

この単語を覚えることの習慣化ができてしまったら、難関大学入学の英語の試験に関しては大きな展望が開けてきます。

<英検準1級のライティング練習が入試英語の英作文で役に立つ>

 そして英検合格の秘訣は、ライティングで点をがっちりとるということです。

 ライティングの点数配分が、読解部分とリスニング部分と大きく異なっていて一番攻略しやすいのです。

そしてライティング問題を練習することで、様々な社会事象のことを考えるトレーニングにもなり、またアウトプットする力もつきます。それが合格した後の2次試験の面接で同じようなことを質問されあなた自身の意見を口頭で述べる際にとても役立つのです。

****エスタミネー英語教室では、3月から英検準2級、2級、準1級の3レベルのライティングトレーニングを5回コース(週1回120分 x 5)で行います。

それに先立ってデモレッスンを行いますので、ご興味がある方はぜひエスタミネーまでお問い合わせください。それぞれの級の日程をご案内いたします。
estamient@estazen.com

デモレッスンは、¥1,000/60分 です。

さぁ、英語の基礎力をつけ将来ワクワクの人生を手に入れたい方、今その道の第1歩を私と踏み出しましょう!

2021年7月8日
Miwako's EYE, PICK UP, Students

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また高校生大好きシリーズです:)
今回のレッスンは難関大学受験生の高校生。毎週更なる高みへ挑戦しています。
”How are you?” という声に異口同音 ”I’m tired …”

今日はLucがクッキーを焼いていなかったので、みんなにあげる分がなくて残念・・・。

でも私の前のレッスンの同窓生の先輩がスイカを持ってきてくれて、クタクタの体にみずみずしい美味しさでちょっと生き返る〜。

学校の自学時間の後に、さらにあと1歩頑張る彼女たち。

トレーニングは、高度なマーケティングの大学の講義を同時通訳するというハイレベルな内容。

“I’m tired.” と言っていた彼女たちですが、真剣にトライすること数分で、スイッチオン。

素晴らしい集中力で、難解で全く馴染みのない大学の経済学の一部を見事に訳し切りました!

Way to go girls!! I’m so proud of you every week!

2021年5月20日

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先日、英語のパブリックスピーチのクラブで私がしたスピーチをご紹介しましょう。今回の私のテーマが、「リサーチとプレゼン」でした。それで少し私が興味がある教育に関して話をしました。

*****

With a background that includes: going to a sometimes extremely stressful Japanese high school, 3 international marriages in the family in three very different areas of the world, my university degree from the US,  and my chosen path as a teacher for the last 25 years plus, I am quite interested in education, especially where teenagers are concerned.

日本の成績偏重の楽しくなかった高校時代、姉妹の3人が国際結婚で世界の全く異なる文化圏に属しているということ、アメリカで受けた大学教育、そして日本で教師として25年以上経ち、私は教育というものにとても関心を持っています。特にこと10代の若者に関する教育に。

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 Have you heard of United World Colleges? a global network of schools with the shared mission of “making education a force to unite people, nations and cultures for peace and a sustainable future.”

ユナイテッドワールドカレッジという学校を皆さんは聞いたことがあるでしょうか?世界中にある学校のネットワークで、そのミッションは「平和と持続可能な未来のために、教育を人と国、文化をつなぐ原動力としよう」というものです。(エスタミネー英語教室の生徒さんも過去に2人受験しました!)

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How about Gordonstoun in Scotland where the recently deceased Duke of Edinburgh, the husband of Queen Elizabeth II, was educated?

スコットランドのゴードンストンはどうでしょう?つい先日なくなったエリザベス女王のご主人、エディンバラ公が教育を受けたところです。

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And have you heard of the Duke of Edinburgh Award? It is a youth awards program that recognizes young people for completing a series of self-improvement exercises?

 さらに、エディンバラ公アワードというものをご存知でしょうか?これは、若者のアワードプログラムで、一連の自己成長プログラムを完了したことを表彰するものです。

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They were all founded or inspired by Kurt Hahn, a German educator. He wanted to create a school designed to help children discover their interests and passions, not just prepare them for tests.

 上記のすべてが、ドイツの教育者であるクルト・ハーンによって、または彼の影響を受けて創立しています。ハーンは、子供達がテストのための勉強だけでなく、自分が興味を持つものや夢中になれるものを見つけることができる学校を作りたかったのです。

Hahn believed that schools should help students prepare for life, by developing resilience and the ability to experience both success and failure.

学校は子供達が様々な困難から立ち直る力と成功と失敗を経験する力を培い、これからの人生をうまく生きることができるようにするところだとハーンは信じていました。

Today I would like to talk about the Duke of Edinburgh Award, founded in 1956 by Duke of Edinburgh.

さて、今日お話しするのは、1956年にエディンバラ公が作ったエディンバラ公アワードです。

 By the way, did you know the root of the word “Duke” goes back to Latin “ducere” or ‘duc, ’which means ‘to lead’ or ‘ a leader’?

ところで、皆さんは ‘duke’ という言葉の語源をご存知でしょうか?この言葉はラテン語の “ducere” or ‘duc,に遡り、 「導く、リーダー・・・」という意味です。

The Duke of Edinburgh’s Award programs take between 1 and 4 years to complete with 300,000 complete the programs annually.

 You have to be between 14 and 24 years old.

 The programs have three progressive levels: Bronze, Silver, or Gold.

 エディンバラ公アワードを終了するには、1〜4年かかり、14〜24歳が参加できます。

ブロンズ賞、シルバー賞、そしてゴールド賞があります。

There are 4 sections to complete.

フィジカル、スキル、ボランティア分野に取り組まなければなりませんが、ゴールドではさらにレジデンシャル分野が追加されます。

  • Physical
  • Skills
  • Volunteering
  • Expedition
  • At Gold level, an additional fifth Residential section.
  •  
  • Physical: Try a new physical activity or one you already do:

フィジカル分野では、スポーツ、ダンス、フィトネスなど

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  • Skills: Develop new or existing skills

スキル分野では新しいスキルに挑戦するか、すでに自分が取り組んでいるスキルでも大丈夫です。

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  • Volunteering: participate in activities

ボランティア分野では、個人、またはコミュニティに奉仕をします。

Screen Shot 2021-05-20 at 11.33.07 ・Expedition: a journey on foot, by bike, canoe, wheelchair, sailing boat, or even on horseback…

エクスペディションでは、歩いたり、自転車、カヌー、車椅子、ヨット、乗馬などで4〜8人で見知らぬ自然を旅します。

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  • Residential (for Gold only) : which is a purposeful experience with people who you don’t know, working towards a common goal!

ゴールドレベルでは、さらにレジデンシャル分野に取り組まなければならず、知らない人と共通の目標を持って意義ある経験をします。

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To complete: You have to:

 アワードを終了するためには、

  • commit one hour a week,  6 months commitment for 1 section with 3 month commitments for each of the other two.
  • choose to do these sections simultaneously or at different times.
  • set goals for each section
  • ask someone to be your assessor
  • show evidence of progress to your assessor who will then write you a report in the end

・1分野を週に1時間6ヶ月、2分野を週に1時間3ヶ月間。同時にやっても良いし、ひとつづつやってもよい。

・それぞれ目標を決める

・査定人を決めて、その人に自分がやった証拠を見せ、最後にレポートを描いてもらう。

Why would you want to participate in the Duke of Edinburgh Awards?

 エジンバラ公アワードをやると・・・

  • To learn about teamwork
  • To be good at problem solving
  • To gain independence
  • To gain confidence
  • To become a better version of yourself

 ・チームワークを学べる

・問題解決能力が高まる

・精神的に自立でき自信がつく

。今のあなたよりず〜っと素晴らしいあなたになれる

The DofE is a wonderful program because it is flexible and everyone gets something different out of it.

  エジンバラ公アワードが素晴らしいのは、自分が好きなことややりたいことを通して目標を達成するので、参加者それぞれが違った結果になりますが、みんな大きな達成感を得ることができるということです。

I believe that the most important task of grownups is not just to teach children how to build successful lives for themselves, but also to show them how to nurture their inner duke and let them realize: “there is more in them.”

 大人たちの役割というのは、子供達のうちにあるduke に気づかせ、いろいろな体験を通して彼らには素晴らしい可能性があるのだということを気づかせることだと思います。

 

 

 

 

 

 

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小学校1年生の時の小さな体に赤くて大きなランドセル姿がとっても印象的でいまだに私の目に焼き付いているRちゃん。見事に超難関の東京医科歯科大学医学部医学科に特別推薦で合格しました!おめでとう!!

聞くところによると、11月に全国から学校推薦で45人選ばれ、第1回の推薦試験で18人に絞られ、さらに12月の最終選考試験で5人しか選ばれないという難関試験の最後の5人に残ったというから本当に素晴らしい!

そこで東京医科歯科大学の特別選抜試験とはどんなものか聞いてみました。

Nature誌とかの医学論文をどんどん素早く読むことが求められるそうです。実際は、90分の間に60ページのNature誌の英語論文を読み、2問出題され、その問題にA4の用紙1枚づつに日本語で書いて答えるというもの。

通常の大学入試の英語問題は、80〜100分ぐらいの間に5〜20ページに3〜6問ぐらい設問があって答えるというものが主流ですが、それとは全く異なり、60ページぎっしり詰まった医学論文を90分で読み、さらに問題に答えるというのは全く別のトレーニングが必要です。

このトレーニングはかつて医学部で教鞭を執っていたLuc先生とやりましたが、論文は読み方を教えてもらったら要領がつかめたということです。論文に出てくる語彙などは先生に教えてもらたっものもあるし、自分で何回も読み直して結構似たような単語が出てきて、病名の単語には規則があるのでそれで覚えていくことができました。また英語の生物用語は好きで、偶然選んだゼミが生物選択が一人だったこともあり、ラッキーなことに学校の生物の先生から1対1で教えてもらっていたそう。

日本語の小論文は60分で結構問題数も多く医学関連の内容からそうでないもの、グラフを読み取るものなどありましたが、比較的常識的な問題でした。

次の試験は、グループ面接。6人の高校生と5人の教授で構成され、まずある資料を渡され10分ほどそれを熟読します。その後そのテーマに関してヨーイドンで6人で討論するように言われます(日本語)。それが大体20分ぐらい。Rちゃん曰く、今回の問題はコロナ関連の遠隔医療に関してで、ほとんどの受験生が関東圏の子だったけれど、長崎には離島があり長崎県出身者にはこの問題は身近な問題でもあって色が出せたかなと思ったそうです。

その次にあるのが個人面接。教授5人に対して受験生1人という状況で結構圧迫感あり。聞かれた問題の一つは「日本には女性のリーダーが少ないけれどもあなたはそれに関してどう思いますか?」「君はどうなりたいの?」などなど。

東京医科歯科大学へ進学したい人へのアドバイスは、自分が興味がある分野の英語の文献を読み慣れておくといいと思う。そうしたら、理科も学べるし、英語も学べるので一石二鳥だと思います。

東京医科歯科大学を選んだのは、最初の動機は東京ドームが近いー>いろんなコンサートに行ける!ということからだったそうですが、やりたい研究があったー>細胞内の機構を勉強したくてそこにはその世界の権威の教授がいるからということです。

このインタビューをしている数分の間にもRちゃんからのエネルギーがビンビン伝わってきました。好きなことがあるというのは本当に素晴らしいことですね。そのパッションがあれば、勉強の仕方も自分で勝手に工夫するし、大変だけど先に行くのが楽しいですよね。そして今回のようなマイルストーンを迎えることで達成感もあります。進学先では全国から来た学生たちや、その環境にいる全ての人や物や出来事からさらなるインスピレーションやモーティベーション、ディターミネーションなどが生まれてくるでしょう。
Congratulations!!

東京医科歯科大学の基本理念に「知と癒しの匠を創造し,人々の幸福に貢献する」とあります。素晴らしい匠になってくださいね!

You have amazing potential and are one smart cookie! You’re going to make a real difference in this world, just by being you!

 

 

 

 

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