クリスマスの翌日から、1日2.5時間 X 4日 合計10時間、自分が強化したい分野に特化して英検の集中講座を行いました。
今回は、英検2級のリーディングと英検準1級のリスニングに取り組みました。
英検2級レベルになると、リーディングも一気に社会問題などのレベルが大人の世界になります。半分以上が中学生の参加者でしたが、みんな頑張りましたね。
みんなに共通している問題は、やはり単語力です。
英検2級にはおよそ5000語が必要と言われており、また熟語や話の展開をつかむディスコースマーカーも相当数マスターする必要があります。
2級のリーディング問題のうち何と20問が単語や文法関連、ディスコースマーカーなどの穴埋めなので、とにかく時間をかけてひたすらマスターする必要があります。
さらに、中学生では習わない仮定法などの文法事項もあるので、10時間は長いようで、やはりとても時間が足りませんでした。
比較的みんなしっかりできた感があったのは第3問AのEメール問題と第2問の長文穴埋め問題。
これは試験でもしっかり取れる自信がつきました。
これまでエスタミネーの生徒さんは英検2級は最終的にみなさん合格されたので、とにかく地道に単語力アップをして試験に臨んでほしいと思います。
長与校で受講したみんなは超ラッキー!
Luc先生が焼きたてワッフルを差し入れてくれました。
激トレの合間のホッと一息タイムに最高でした!
もうひとつの分野別トレーニングは英検準1級のリスニングでした。
今回は偶然みなさん高校1年生で、結構レベルの高い生徒さんたちでした。
とにかく大変なのは、リスニングのPart 2。
歴史物や社会事象などが多く、固有名詞が頻繁に出てきて惑わされます。
1問は時間にしてたった1分ちょっとの内容ですが、馴染みのないストーリーの細かい内容展開をつかむのは結構大変です。
1日に20分英語ニュースなりドキュメンタリー、ドラマなどをみる癖をつけると半年もすれば劇的にリスニング力はアップします。何とかみんなに毎日意識して取り組んでほしいと思っています。
英検準1級に関しては、1度で合格された生徒さんもいますが、たいていは2〜3回は受験が普通で6〜7回受験という方も複数います。
大学入試に大変有効ですし、また英検準1級対策を真剣にやることで語彙力は当然アップするので共通テストや難関大学対策にもなります。
今回受講されたみなさん、本当に毎日真剣に頑張ってくれてありがとうございました!
これを機会に自分の得意分野はさらに力を伸ばし、もっとトレーニングが必要だと思うところは日々頑張って取り組んで2023年目標の級に晴れ晴れと合格してくれたらと思います。
Happy New Year everyone!
サッカーが好きな中学生の生徒さんとワールドカップサッカーの話をしていて、カタール人というのは何と言うのかという話になりました。
America → American
France → French
Japan → Japanese
と言うのは誰でも知っていますが、みなさんQatar 人って英語で何というかご存知ですか?
Qatari (カターリ)と言います。
これは、イスラム教の国に多い接尾語です。
この接尾語の [ -i ]というのは、アラビア語で「所属する」と言う意味です。
ですので、イスラム教の人たちが多くアラビア語を使用する中近東あたりの国に -i を最後につけて形容詞にしたり、国籍や「~人」という意味になるのも理解できますね。
例えば、
Pakistan - Pakistani
Iraq - Iraqi
Yemen – Yemeni
Oman – Omani
Kuwait – Kuwaiti
Azerbaijan- Azerbaijani
Tajikistan – Tajikistani
Uzbekistan – Uzbekistani
Somalia – Somali
Kazakhstan – Kazakhstani
こんなふうに使います。
Lawmakers are not convinced the Qatari government can be expected to keep the Taliban commanders from returning to the fight.
(カタール政府がタリバン司令官が反撃することを防ぐことができるということを、議員は確信していない)
時の話題はいろんなことを簡単に学べるチャンスです。
日本ではあまり知られていないかもしれませんが、昨日はアメリカのジョージア州で先月あった中間選挙で決着がつかなかった選挙の決選投票がありました。
ちなみに中間選挙は英語で、midterm election と言います。大統領の任期が4年であるため、その真ん中にやるので中間選挙といいます。
そして決選投票は、runoff election といいます。run off つまり「流出する」という意味です。
候補者は、バプティストの牧師で現職のRaphael Warnock と元プロのアメフト選手でさまざまな女性問題を起こしていたり、平気で嘘を言うWalker氏です。
この1ヶ月、連日アメリカのトークショーのDaily ShowやThe Late Show、Jimmy Kimmel Live!などでこのトピックの話題が出ていました。
共和党はどうしてもあと一席を取りたいのでトランプ氏と共和党がWalker氏を強く推していましたが、彼の壇上の話は稚拙で全く意味がわからず、国の議会にジョージア州の代表として送り出すのにはあまりにも悲惨な候補者でした。
Warnock 氏が結局のところ勝利して嬉しいですが、それも僅差でした。私にはそれでも48%のジョージアの人がなぜ彼に投票したかがさっぱりわかりませんが、やはり党の力というのはすごいということはわかりました。
今日は、そのWarnock 氏の勝利スピーチで出てきた言葉をみなさんとシェアしたいと思います。
というのも、最近生徒さんたちを教えていて投票の話がよく教材に出てくるからです。
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A vote is a kind of prayer for the kind of world we desire for ourselves and for our children, and I think our prayers are stronger when we pray together.
一票とは、私たち、そして私たちの子どもたちのために願っている世界のためのある種の祈りでる。我々の祈りは一緒に祈るときさらに強くなります。
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奇しくも今日は日本が真珠湾攻撃をして、アメリカが第2次世界大戦に参戦した日です。
投票は将来の日本の子供達ための祈りです。
Congratulations!
英検2次英語面接試験全員合格しました!
準1級 1名
2級 3名
準2級 2名
3級 5名
しっかりパターンを覚え
何度も練習した甲斐がありました。
合格したみんなは大きな自信がついたことでしょう。
さあ、また次の目標に向かって Go!
Success is not final.
Failure is not fatal.
It is the courage to continue
that counts.
(写真は数年前にエスタミネーのマネージャーの奈美ちゃんが自分が育てている多肉植物を使って作ってくれたクリスマスデコレーションのひとつー How beautiful!)