Miwako's EYE
ひと月ほど前に日経新聞の「あなたのグローバル力診断」というテストを受けてみました。それには以下のような項目で診断されます。
************************************************************************************
1. Vision(能力開発の根幹であり、自己変革への推進力)
2. Professionality(卓越した専門力を持っているか、専門力)
3. Intercultural Competency(違いを理解・尊重できリスペクトできるか、異文化適応力)
4. Logical Thinking(世界共通のコミュニケーション上の共通フレーム、論理的思考力)
5. Language Skills(コミュニケーションの手段としての言語力)
6. Leadership(人を統率していく力)
7. Decision Making(的確で迅速な意思決定力)
8. Imagination(未来を想像し、新しい価値を想像する力)
***************************************************************************************
総合得点1000点満点で、同年代の平均点よりは高かったものの私は残念ながら780点でした。
「あなたのグローバル力は世界で通用するレベルです。 世界の舞台で、チームの一員として活躍できます。 世界中どの職場においても、周囲の人々に引けを取らず、積極的に仕事に参加していくことができるでしょう。 このランクの人はどの企業も欲しがる人材であり、ヘッドハンターから声が掛かる可能性も十分にありえます。トップレベルのグローバル力を有していることに自信を持ち、より一層高いグローバル力を目指していきましょう。」という評価をもらいました。
一番点数が低かったのがなんと言語力です。私は日本語と英語をビジネスレベルで話せるのですが、それではたったの60点です。ヨーロッパやアフリカ諸国の知識人のようにグローバルであろうとすれば、3〜4ヶ国語が話せることはグローバルに世界が向いているこれからは必至ですね。
そのためにも日本は英語教育をもっと真剣に取り組み、その先の第2、第3外国語を習得できる土壌を早く作る必要があります。できれば、小学校3年生ぐらいまではすべての小学校で国語以外の授業は英語にすればよいと思います。
家庭では日本語を話しますし、日常生活は日本語なので日本語習得には問題はありません。右脳と左脳の間にある脳梁が固まる前に日本語と英語のネイティブの素地を作ると日本人の誰もがフィリピン人のように日常の英語には困らないでしょう。その素地があれば、その先の英語の学習はとても楽なものになります。
英語が問題にならなければ、いま私たちが英語を学んでいるように、自分に必要な第2・第3の言語、中国語であれアラビア語であれ、を学べばいいのです。
これから未来を担う若い人たちのためにも、世界を舞台に能力を十分に発揮出来る人材育成の重要さを日本政府にしっかりと認識してもらい、素早い教育改革に取り組んでほしいと思います。そうすることで国民の意識改革も進むと思います。
「意識を変えること」これは本当に大切なことです。
そのためにも、日々いろんな情報源から情報を得、中立的な立場からその情報を判断し、自分の価値観を豊かにしていく努力は必要だと思います。
次回のグローバル力診断のためにも、自身の真の人間力のため、そして社会に何らかの形でよい貢献をするためにも、昔学んだフランス語、スペイン語、オランダ語のブラッシュアップからまず始めたいと思います。