Miwako's EYE
先日私の好きなCNNのMaggie Lake氏の番組の中の “Passion Portfolio”で紹介されていたIBM Watson。
Wikiによる定義は「『人工知能』と紹介されることもあるが、IBMはワトソンを、自然言語を理解・学習し人間の意思決定を支援する『コグニティブ・コンピューティング・システム(Cognitive Computing System)』と定義しています。
インタビューを受けていたIBMのCEO, Ginni Rometty によるとIBM Watsonとは、
“Challenging how to make sense of overload of data (あふれるデータを理解できるようにする)”
“Not AI, but augmenting intelligence (AI-人工頭脳ーではないが、知能を高める)”
“Help you make better decision (より良い意思決定ができる)”
“Cognitive computing meet creativity (認知的コンピューティングと創造性の遭遇)”
などなど。
いろんな分野ですでに活躍しているWatsonですが、特に医学の分野では以下のような事例があります。
「IBMのWatson、わずか10分で難症例患者の正しい病名を見抜く。医師に治療法を指南
東京医科学研究所のWatsonは、2000万件以上の癌に関する論文を学習して鍛え上げており、正しい診断が難しい白血病患者の診断に役立てる研究に使われています。」
私は超アナログ人間ですが、テクノロジーとは素晴らしいですね。いろんな情報があふれている昨今IBM Watsonのような「学び・考えるコンピューター」「意思決定支援システム」が情報を巧みに人間の心理やニーズに合わせ、ますます私たちの生活の役に立ってほしいです。10年後はどのように進化しているのか楽しみですね。