中学校からエスタミネーに通ってくれたRちゃん、見事宮崎大学医学部に合格しました!
Rちゃんとのレッスンは、楽しい思い出がいっぱいです。
今回の合格への道のりを尋ねてみました。
なぜ宮崎大学に決めたかという質問に、
まず成績を見て、受けれそうな大学を絞ったそうです。
元々は、1,2年次には一部の科目を除き全ての授業やディスカッションが英語で行われる千葉の国際医療福祉大に行こうと思っていましたが、ちょっと難しそうでした。
親は大分にいたけれど、大分大は入試に得意ではない物理がありました。
宮崎県にいる医師を偶然知っているということと、
大学の2次テストなど難しいのは苦手で、
共通テストのような基礎的なものは強かったというのもあり、
最終的に志望校を宮崎大の推薦入試に決めました。
そう決めたら、推薦入試に集中し、
3年生の6月には2次テストの勉強はやめて共通テストに集中しました。
たまにはYouTubeや映画も見ましたが
共通テストに向けて集中して勉強しました。
学校推薦をもらうにはいい成績でないとだめじゃないのかと私が聞くと、
よくわからないけれど、高1の時はものすごく頑張って勉強し
高1の評定はとても高かったと言います。
2年生になると少しづつ成績は落ちてきたもののそこそこよかったそうです。
それで、宮崎大学の推薦試験はどんなものだったか聞いてみました。
第1段階 は県庁であって、県庁職員と、生徒4人とのディスカッション。
紙が2枚あって、1枚には質問が書いてありました。
自分が医師として2年病院で働いていると想定して、
「コロナの患者がたくさんいて、医師やナースなどが大変疲労している。
あなたは病院のコンディションを変えたいと思っているが、何をするべきでしょう?」
5分間考えて、その後生徒ひとりひとりが自分の意見を1分で話します。
それから10分間グループでディスカッションがあり、その後5分間で考えをまとめ
最後に、ひとりづつ再び1分間自分の考えを述べるというものでした。
第2段階は1ヶ月後 に宮崎大学医学部でありました。
教授3人対自分で、10~15分の面接が2回ありました。
1回目は、教授からたくさんの質問がありました。
例えば私は女性なので、
「今日女医が多くいるが、女医は結婚、出産などでやめることがありますが、宮崎は医師が足りません。女医に早くやめて欲しくないと思っていますが、あなたはどうしますか?」
「私の母は子供がいて働いていました。
私は覚えていないけれども、母はたくさん働いていました。
子守の人がいて、私は楽しかったです。私も将来子供がいたら、四六時中子供といる必要はなく外部の手助けを頼めばいいと思います。」
学校のことも聞かれました。
「楽しかった思い出はなんですか?」と聞かれ、「ソーラン節をやったのは楽しかったと答えました。」
2度目の面接は簡単でした。
教授が3人いて、共通テストとセンターテストの違いを聞かれました。
共通テスの方が思考力がより問われたように思ったと答えました。
ということで、Rちゃんはすごく詳しく話してくれ、無事合格を果たしました:)
本当におめでとう!
Rちゃんに、なぜ英語を勉強しているのか聞いたら
「英語が好き。ハリウッドやディズニー映画が好き。
英語で見るのに役立ちました!」
医学部を目指す後輩への言葉として、
「自分は2次のテストを受けたくなかったので、共通テストにフォーカスしました。自分の実際のレベルを理解し、注意して勉強の方向を決めたらいいのでは。」
大学で楽しみにしていることは?
「コンピューターに長けたい。」ということです。
いろんなアプリを使ってちゃちゃっと友達のバースデーのビデオを作ったりと、デジタルネイティブ時代の子ですごくクリエイティブなことが上手なRちゃんですが、楽しんでコンピューターテクノロジーのさらなる高みを目指してくださいね。
英語に関しては、ゆくゆく外国の大学で医学の勉強したいということなので、ぜひぜひ実現して欲しいと思っています。
私とは5時間スピーチ集中トレーニングでは英語でニュースキャスターをやったり、地元のPRをやったり、通常のレッスンではTED TALKや Scientific American、 CNN、 BBC、いろんな英語の歌を歌ったり、英語のビデオから話が広がって様々な話題を語り合ったり、本当に盛り沢山な内容で中学校から高校まで素敵な笑顔とたくさんの笑いの時間を共有しました。宮崎に行っても私とのレッスンはオンラインで続けてくれるということなので、次の私たちの英語時間もとても楽しみです。
Rちゃん、本当におめでとう!次なるステップ大いに楽しんでください。
Have a fantastic university life:)