Miwako's EYE
お父さんと一緒に挨拶に来てくれたR君。
小学校の時から通ってくれました。
Congratulations!
公立小松大学保健医療学部臨床工学科へ進学します。
高度な医療機器を駆使し、的確で安心・安全な医療を提供する医療機器のスペシャリストになるということです。
就職先が大きな病院であれば、手術室にあるような機械の管理・操作をするような専門職で、小さい病院であれば、最近よくある在宅医療機械の管理や説明をするということです。
どんな授業があるか聞いてみると、物理や化学の知識もさることながら医療の授業もたくさんあるそうです。医療と工学の融合分野として病院実習もあるそうです。
いつからこの分野に行きたいと思ったか聞いてみたら、
「Long ago. 中学生の時から思っていた」との答え。
志望校は高校に入ってからも全くブレずに小松大学だった。
臨床工学技士になりたいと思っていたけれど、大学の選択肢があまりなく、国公立では小松大学しかなかった。
試験のことを聞いてみると、
まずお正月に地震があってびっくり。
受験できるか本当に心配したそうです。
基本共通テストがメインで、学校推薦をもらったので、その試験は2月の初めにありました。
今年の共通テストは英語が難しかったけれども、結果はとてもよくて他の人と差をつけることができました。
また、この大学では英語の点数が2倍換算だったのでラッキー。
「自分は本番に強いと思う」
推薦試験なので、志望理由書などは先に出していて、志望理由は聞かれることがなかったけれど
学校で面接の練習はしましたが、「実際に臨床工学技士が今後どう必要になってくるのか」などを聞かれました。
どのように答えたか聞いたら、
「今後、機械医療が発達していき、医師不足の地域もあり、高齢者も増え、一人当たりの医療者の負担が増えるので、それを解決できるのが臨床工学技士です」
バッチリですね。
面接自体は全く緊張せずに、他の人が5問ぐらいしか聞かれなかったのに自分はサクサクと答えることができ、8〜10問聞かれ全部で15分くらいありました。
この大学では、留学に力を入れていてアメリカに提携大学があるけれど、自分としては今はオーストラリアに行きたいと思っているということです。
エスタミネーで毎週ほぼ休まずレッスンに来ていたのも、将来の展望がしっかりあったからなんですね。
特にR君が素晴らしかったのは、英検準2級から、2級合格の間がとても短かったということです。
このふたつの級の間は、語彙も増えライティングやリーディングも厚みが増してくるので、通常準備には結構時間を要しますが、R君は準2級に合格してその4ヶ月後には2級に合格という快挙でした。
大学生になっての目標はなんでしょう?
1番は英語です!留学もしたいので、IELTSなども取り組んでみたいと思っています。
それに、臨床工学技士には国家試験があるのでまずは一生懸命勉強したいです。
と次の目標もバッチリ。
大学は創立してまだ年数も浅く、今年の卒業生が第2回だそうです。
大学では、高校の部活でやったハンドボールや、スキー、スノーボーディングなどもやってみたいということで、学業以外の時間も充実しそうです。
清々しい顔で多くを語ってくれたR君。
目標はしっかり定めてあり、大学生活充実すること間違いなしですね。
Try not to become a man of success, but rather become a man of value.
– Albert Einstein