Congratulations!!
M君が久留米大学医学部に合格しました。
またまたひとり希望の未来への階段を登って行く生徒さんが、長崎を去っていきます。
お医者さんになろうと思ったのはいつ頃?
「結構早くて、小1ぐらいから決めていました」
Why?
「父親が医者だったというのもあったし、実際にテレビで最前線で働く医師のドキュメンタリーを見たときにかっこいいなと思いました」
親の姿を子供はちゃんと見ているんですね。
久留米大医学部の受験内容はどんな感じでした?
「最初に語彙・文法問題があって、次にパラグラフの中で適していない文章を除くというもの、その次が語句の並べ替え、そして長文、と短い筆記問題がありました。自分のことで言えば、すごく問題が難しくてミスったところを長文で頑張りました。後で解答速報で答えをチェックしたら結構合っていたので、英語は普段通り取れたなぁと思いました。
数学は、多分人より頭ひとつ抜けてよかったです。物理・化学はもともと大徳なので、全然負けない自信があって、筆記が終わった時は結構手応えがありました。あとは、小論文がうまくいけば大丈夫だと思いました。
小論文は、日本語で絵量のテーマについて1時間で800字書くというもので、その後面接がありました。
面接は、面接官3人に対して自分1人。
聞かれたことは、
・人と関わることで大事なこと
・合わない人もいると思うがそういう時はどうするか
・好きな科目とその理由
・文系科目はどうか
・志望理由に共同学習を挙げていたが、そのような経験はあるか?それは楽しかったか?
・何科の医師になりたいか
・地域医療についてどう思うか
・医師の働き方改革について
・大学に入ってやりたいこと
・おじいちゃんと小さい子供と2人写っている写真を見て感じたこと
・禁煙は守れるか」
受験生へのアドバイスはありますか?
「まずは、英語に毎日絶対に触れること。それから、やはりボキャブラリー。
久留米大は単語帳に載っていない単語も出てくるので、取れるところと取ったもん勝ち。
普通はボキャブラリーを知っていれば読めるはず。自分ができなかったら、みんなもできていないと思うこと。
そこで焦るとそこから下り坂になるので、その気持ちの切り替えが大事。
頑張ってやってきた自分がいるから絶対そこを信じて、できなくても切り替えて、できるところをしっかりやって点を取る」
『頑張ってやってきた自分を信じる』受験生にはとても力強いメッセージですね!
大学生になってやりたいことは?
「中学高校は将棋部だったので、何か新しいことにトライしたい。また、医師は体力もいるので運動系のサークルにも入ってみようかな・・・」
私とLucからのアドバイスは、医師はいろんな人と関わらなければならないので、日本人だけでなく外国人も含めていろんな人と関わったり、旅をしたりして自分の世界を広げて欲しいということ。また、経済的、教育的なバックグラウンドが違う人は医療に求めることも違うこともあるので、人間ということをもっと色々と理解するという意味で、出かけて行っていろんな経験をして欲しいですね。医師には英語はこれからも不可欠なので、英語学習はずっと続けて欲しいですね。医学英語も大事だけど、まずは日常会話ができるようになることが必須ですね。
何事にも一生懸命に取り組みとても素直なM君。将来彼の元に来る患者さんは、彼の優しさでまず心が安心することでしょう。
Attitude is the ‘little’ thing that makes a big difference.
Winston Churchilll
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